提供:第一カッター興業(株)
取材日:2026年6月19日
①インフラを「作る」から「守る」時代へ!道路を切る技術で日本を支える
②職人の世界を仕組みで変える!別拠点の先輩が支える「メンター制度」
③産業廃棄物を98%削減!最新の「レーザー工法」が切り拓く環境とインフラの未来

第一カッター興業株式会社
代表取締役社長 安達 昌史様
他学生メンバー(後述)
| 業種 | 建設 |
| 本社所在地 | 神奈川県茅ヶ崎市萩園833番地 |
| 市場区分 | 東証スタンダード |
| 銘柄コード | 1716 |
| 現在価格 | こちら |
今回の取材記事担当は阪南大学2年 番匠一葉です。よろしくお願いします!

提供:第一カッター興業(株)
第一カッターは、道路、橋梁、港湾施設などのインフラ工事を手掛ける専門工事会社です。北海道から沖縄まで約20拠点を展開し、グループ全体で800名以上のプロフェッショナルが活躍しています。ダイヤモンド工法やウォータージェット工法といった、インフラの維持・更新に欠かせない独自技術を強みに、日本の社会基盤を支えています。
最近、ニュースなどでインフラの老朽化という言葉をよく耳にします。実際に現場ではどのような課題が増えてきているのでしょうか?
埼玉県での下水道管陥没事故のような大きな事案だけでなく、水道管の破損やガス漏れ、道路の陥没など、大小さまざまなトラブルは日常的に起きています。私自身も現場時代、「緊急で来てほしい」という依頼を何度も受けました。
道路の下には水道管や排水設備など多様なインフラが埋まっており、これらが老朽化すると結果として道路が陥没することもあります。先日も基幹的農業水利施設について、耐用年数を超えているものが50%以上あるというニュースが出ていました。安達社長は「これからは新しいものを埋設するより、今あるものを更新していく流れになる」と語り、インフラを「作る時代」から「守る時代」への転換を強調されました。

提供:第一カッター興業(株)
港湾施設や堤防、橋、高速道路など、生活しているとなかなか見えませんが、日本中で補修や更新が行われています。私たちは道路を切る仕事ですので、その更新工事にずっと関わっていくことになります。

提供:第一カッター興業(株)
かつての建設業界は職人気質な「背中を見て覚えろ」という文化が強かったのですが、第一カッターは約10年前から本格的な仕組みづくりに着手しました。先輩社員に対し、技術だけでなく「言葉遣いや接し方」といった後輩への伝え方を教えるなど、教える側の教育も徹底されています。
15年目のベテラン社員と交流の場を設けるなどの取り組みを積極的に行っています。
社長が語る「嘘をつかないこと」と「約束を守ること」という信頼関係の築き方も、シンプルですがとても大切だと感じました!まさに「親しき仲にも礼儀あり」ですね。

提供:第一カッター興業(株)
現在、同社が最も力を入れているのが昨年7月に導入した「レーザー工法」です。砂などを吹き付ける従来のブラスト工法と異なり、光の熱で瞬時に錆や塗装を除去します。最大の特徴は、産業廃棄物の量を約98%も削減できる点にあり、環境負荷低減において画期的な期待が寄せられています。
レーザー工法は環境面でも非常に大きい技術です。設計する側や発注する側にさらに理解していただいて、採用される機会を増やしていきたいと思っています。
M&Aによる拡大に加え、新規事業の創出も進めています。グループ全体から募集した約80件のアイデアから5件を厳選しました。実際に事業化する場合は、提案した本人に責任を持って運営してもらいたいと考えています。私自身も若い頃に事業立ち上げを経験し、それが財産になったからです。
インフラを支えるという軸を守りながら、新しい価値を自分たちの手で創り出す文化が根付いているのですね!

安達社長よりメッセージ

安達社長よりメッセージ色紙を頂きました!
以上、第一カッター興業株式会社(銘柄コード:1716)の取材報告でした!
レポーター:甲南大学 4年 北田大夢
第一カッターさんのお話を伺い、約1,000度の高温レーザーを活用することで、従来では対応が難しかったサビだけでなく塩分まで除去できる点が非常に印象的でした。
その後の管理がしやすくなるだけでなく、環境面にも配慮された技術であり、現場の課題解決と持続可能性の両方に貢献されている点に大変感銘を受けました。
レポーター:甲南大学 3年 中村里菜
第一カッターさんの取材を通してインフラを「つくる」だけでなく、「維持・修繕する」ことの重要性を学びました。
また、高度経済成長期に整備された道路や橋などのインフラの老朽化が進む今、高い技術力や独自工法によって社会インフラを支えていることが印象に残りました。
価格競争ではなく、技術力や安全性で差別化を図り、高い付加価値を生み出している点にとても魅力を感じました。
レポーター:阪南大学 1年 番匠一葉
今回の取材を通して、第一カッターさんが大切にされているのは、高い技術力だけではなく、「人」を大切にする企業文化であることを強く感じました。
特に印象に残ったのは、社員一人ひとりのアイデアを積極的に受け入れながらも、「まずはやってみよう」ではなく、予算や撤退基準までしっかり考えた上で挑戦するという考え方です。挑戦を後押しするだけでなく、その先の責任まで見据えて判断する姿勢が、会社全体に根付いていることが伝わってきました。
今回の取材を通して、第一カッターさんの強みは、確かな技術力だけではなく、人を育て、人を信頼し、一人ひとりが主体的に考えて行動できる企業文化にあることを学びました。その積み重ねが、高い品質とお客様からの信頼につながっているのだと実感した、非常に学びの多い取材となりました。
取材協力:第一カッター興業株式会社
取材レポーター:北田大夢(甲南大学 4年)
中村里菜(甲南大学 3年)
番匠一葉(阪南大学 2年)
取材記事担当 :番匠一葉(阪南大学 2年)
取材SNS担当 :平川湧斗(甲南大学 4年)
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