
提供:(株)ヴィス
取材日:2025年2月13日
①『はたらく人々を幸せに。』をパーパスにオフィスをデザインする会社!
②人的資本経営で、社員を大切にしている!
③顧客それぞれに合った提案で高いリピート率を誇る!

株式会社ヴィス
経営戦略室 松原 円華様
他学生メンバー(後述)

提供:(株)ヴィス
2004年にデザイナーズオフィス事業をスタートさせ、オフィスデザインをはじめ、ウェブやロゴ、パンフレットなどのビジュアル・アイデンティティの提案をワンストップで行っています。現在の事業はブランディング事業、 データソリューション事業 、プレイスソリューション事業 の3つです。主力事業はブランディング事業で、売り上げの約96%を占めています。
新型コロナウィルス感染症の世界的な流行により「はたらく」ということそのものが多様化しました。それに伴い働き方改革も加速し、ワークプレイスのあり方は進化しています。リブランディングの一環で、19年培ってきたオフィスデザインからワークデザインへとビジネスモデルを拡大しました。オフィスデザインはオフィス移転やリニューアル・レイアウト変更などの際に行われるデザインや設計に関わる活動全般のことですが、ワークデザインはオフィスデザインを含む働き方全体のデザインのことです。ワークデザインでは効果検証によるアップデートで働き方に対する継続的な支援を行っていたり、データからの課題抽出で経営課題を分析しコンセプトを策定していたりしています。

どうしてワークデザインなのですか?
株式会社ヴィスのパーパスである『はたらく人々を幸せに。』を実現するためです。場のデザインだけでなく、働き方そのものをコンサルティングし、ソリューションを提供することで、働く人々が幸せになる環境を提供したいと考えています。これにより他社にはない独自の価値を創出することに成功しています。


どうしたら働きやすい環境を作ることができるかを日々考えているんだね!
NEXT:3つの事業を紹介!
ブランディング事業は、オフィスデザイン、ウェブデザイン、グラフィックデザインで構成されています。展示会への出展や上場による企業のブランド力向上、成長企業を中心にアプローチすることなどにより新規顧客の獲得をしています。また、既存顧客へのフォローを継続して行うことで、高成長企業を中心に受注獲得を行っています。

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なぜオフィスデザインに需要があるのですか?
社員を大事にするためにワークプレイスへ投資をしようと考える企業が増えてきているからです。最近はテレワークを取り入れている企業も多いですが、出社することで新たなイノベーションが生まれることから、オフィスで働く意義を見直す動きも見られています。働く環境の整備や企業価値の醸成を通じ、社員が働きやすい環境を作ることが、企業価値向上に繋がると考えています。


オフィスの工夫が社員の方のモチベーションになっているようです!
・ワークプレイスの現状を可視化する『WORK DESIGN PLATFORM』
空間の活用度、エリアによる活動率、必要な席数などを考え、オフィス全体のコストを算出することができます。また、社員への従業員満足度調査を定期的に行うことができ、組織の課題を視覚化することができます。

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・組織改善サーベイ『ココエル』
社員の心身の健康状態やエンゲージメントを把握することができます。組織全体を可視化し、課題を特定することでその解決に向けて打つべき対策が見えてきます。

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・『The Place』
大阪、名古屋、渋谷に多様な働き方と価値が創出される、フレキシブルオフィスを提供しています。

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株式会社ヴィスでは人的資本経営をしており、人の採用や教育も投資だと考えています。その一環として、新卒入社1年目は週4回、会長、社長をはじめとした役員と朝30分のミーティングを実施しており、ヴィスの価値観を共有しています。新入社員が会社の重役と、どういう会社にしていきたいかというのを直接話すことができます。

重役と直接話すことができる環境で働くと、新しい視点を発見できそうだね!
『人的資本経営』
人的資本経営とは、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方です。
引用:経済産業省HP 人的資本経営 ~人材の価値を最大限に引き出す~ (METI/経済産業省)

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2025年度には、2023年5月に発表した中期経営計画の売上高161億円を上回り、売上高170億円、営業利益19.2億円になる計画をしています。ブランディング事業に関しては、リピート率が高く、売上高では既存クライアントが半数を超えています。さらに2030年度に売上高250億円を目指し、成長を加速させていきます。働く環境や働き方をデザインする『ワークデザイン』の拡大を推進し、『はたらく人々を幸せに。』というパーパスの実現を目指します。これを通じて、社会へ持続的な価値を提供していきます。

なぜリピート率が高いのですか?
当社では高成長企業をターゲットのひとつとし、企業の成長(人員増加、好立地への移転、拠点開設など)に伴走し続けることで継続的な取引を実現しています。また、新しい働き方に合わせたオフィス環境の見直しに積極的な大手企業にも顧客層を拡大しグループや複数拠点への展開で高いリピート率を維持しています。


ポスターをお渡ししました!

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前中期経営計画の前倒し達成を受け、2025年6月に新中期経営計画(VISION2027)を発表しています。2027年度の売上目標は200億円、毎期増収増益という目標を掲げ、長期的かつ持続的な成長を実現させたいと考えています。

経営戦略室 松原 円華様からのメッセージ

以上、株式会社ヴィス (銘柄コード:5071)の取材報告でした!

レポーター:名古屋大学 2年 稲葉琉斗
成長している企業をターゲットにすることで、オフィスの移転や新設の度に依頼を頂けるとのことで案件の獲得に安定性があるなと感じました!人的資本経営が推進される中、visさんの需要はますます高まっていきそうです!

レポーター:名城大学 3年 片野源也
オフィスのインテリア事業から始まり、現在ではブランディングのサポートもしており、一貫して顧客をサポートできる体制がある部分に魅力を感じました!ターゲットを細かく絞ってさまざまな営業方法で顧客を獲得しており、人的資本も拡充していくvis様に今後も期待したいです!

レポーター:法政大学 2年 五十川瑠奈
「はたらく人々を幸せに。」という理念のもと、オフィスのデザインにとどまらず、働き方そのものをデザインするという事業形態は斬新で、今後さらにニーズが高まっていくと感じました。風通しがよく、人的資本を大切にする社風も非常に魅力的だと思いました。

レポーター:名古屋大学 4年 脇坂空雅
インテリアデザインからワークデザインへ。組織の風土や働き方を反映したオフィスデザインの観点から、コンサルティングやシステム導入を行っているのを初めて見て、衝撃を受けました!今後、新しいデータソリューション事業と主力のブランディング事業のマッチング、とても楽しみです!

レポーター:名城大学 1年 箕浦琢真
成長企業をターゲットにすることで、継続的な案件獲得が見込める点に安定性を感じました。また、「はたらく人々を幸せに。」という理念のもと、働き方そのものをデザインする事業が斬新で、今後さらにニーズが高まりそうだと感じました!
インテリアデザインからブランディング支援まで一貫してサポートできる体制も魅力的で、組織の風土や働き方を反映したオフィスデザインのアプローチに新たな可能性を感じました。今後の事業展開にも期待しています!

レポーター:中京大学 1年 内田萌伽
役員と社員とのコミュニケーションに重きを置き、人的資本を大切にしているところに魅力を感じました。成長途中の企業をターゲットにビジネスチャンスを広げるという点にとても安定性を感じ、「はたらく人々をしあわせに。」という理念のもと、組織の風土を徹底しているヴィス様の今後のデザインがとても楽しみです。
取材協力:株式会社ヴィス
取材レポーター:片野源也 (名城大学 3年)
:稲葉琉斗 (名古屋大学 2年)
:五十川瑠奈 (法政大学 2年)
:脇坂空雅 (名古屋大学 4年)
:箕浦琢真 (名城大学 1年)
:内田萌伽 (中京大学 1年)
取材記事担当 :五十川瑠奈 (法政大学 2年)
取材SNS担当 :稲葉琉斗 (名古屋大学 2年)
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企画・構成・撮影:未来金融研究部

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