
取材日:2026年3月31日
① 「モノ売り」から「コト提案」へ。手芸を若者の趣味に変える挑戦
② 3期連続赤字からの復活!100店舗閉鎖で実現した「筋肉質な経営」
③「手触り」と「人」が創り出す唯一無二の価値

ジャパンクラフトホールディングス株式会社
リスク・コンプライアンス部 部長 小松順一様
企画部 企画課 チーフ 山田万柚子様
| 業種 | 小売業 |
| 本社所在地 | 愛知県名古屋市名東区高社1丁目210番地 |
| 市場区分 | 東証スタンダード・名証プレミア |
| 銘柄コード | 7135 |
| 現在価格 | こちら |
今回の取材担当は名古屋大学3年 橋本侑奈です。よろしくお願いします!

提供:ジャパンクラフトホールディングス(株)
ジャパンクラフトホールディングスは、全国に「クラフトハートトーカイ」を展開する小売の「藤久」と、手芸の出版・教育を担う「日本ヴォーグ社」を傘下に持つ、業界唯一の上場企業です。
手芸業界のリーディングカンパニーなんだね。最近は「モノ」を売るだけでなく、手作りの「体験」を届けることに力を入れているのですね。
企業理念
「手づくり」を通して
豊かな心を育み幸せを紡ぐ企業グループへ
かつての手芸店は「材料を買う場所」でしたが、今は「趣味を楽しむ場所」へと進化しています。

出版・教育を担う日本ヴォーグ社とのシナジーを活かし、作品の作り方から材料の提供までを一貫してプロデュースしています。

提供:ジャパンクラフトホールディングス(株)
売上の約8割は小売事業、約2割が出版・教育事業という構成です。全国210店舗のリアルな接点と、強力なECサイトが同社の基盤になっています。
SNSで若い世代の編み物が流行し、初心者向けの基礎本が何度も重版されるなど、若年層のお客様との接点が広がっています。

最近、SNSで若い世代の「編み物」が流行っていますよね。
はい。その影響で初心者向けの基礎本が何度も重版されるなど、若年層のお客様との接点が確実に広がっています。

提供:ジャパンクラフトホールディングス(株)
単に商品を売るだけでなく、情報や価値を届ける「メディア型EC」への転換を進めています。
昨年、ECサイト「手づくりタウン」をリニューアルし、単に商品を売る場ではなく、読む・知る・学ぶ・楽しむを通じて手づくりの「価値」を提供する場にしました。
ECサイトで読んで学んで、そのまま材料も買えるって、初心者にとってはすごくうれしいサービスですね!
設立以来赤字が続いていましたが、構造改革により黒字転換が見えてきました。

提供:ジャパンクラフトホールディングス(株)
どんな構造改革をしたか見ていこう!
前期に約100店舗の不採算店舗を閉鎖し、固定費を圧縮することで利益体質へと転換しました。
前期に約100店舗の不採算店舗を閉鎖しました。固定費を徹底的に圧縮し、まずは利益を出せる「筋肉質な土台」を整え終えたところです。

提供:ジャパンクラフトホールディングス(株)
デジタル化が進む中でも、実際に素材に触れる「体験価値」は重要です。店舗はその入り口としての役割を担っています。
デジタル化が進む中で、なぜ店舗を残すんですか?
生地の質感や毛糸の「手触り」は、ネットでは絶対に伝えられません。店舗で実物に触れる「きっかけ」を大切にしたいんです。
シルバニアファミリーとのコラボなど、ワークショップを通じて手芸の楽しさを伝え、新しい顧客層との接点を広げています。

提供:ジャパンクラフトホールディングス(株)
手芸が大好きなスタッフによる接客が強みであり、知識と実体験に基づいたコミュニケーションが信頼関係を生み出しています!

提供:ジャパンクラフトホールディングス(株)
手芸ブーム到来のこの機を逃さず、商品・サービスを進化させて新しい趣味の形を提案し、幅広い年齢層に手芸の魅力を届けていきます。
以上、ジャパンクラフトホールディングス株式会社(銘柄コード:7135)の取材報告でした!
レポーター:名城大学 4年 片野源也
手芸という業界において、時代の流れに対応しながら市場を拡大していくための工夫を感じることができました。手芸をする人が高齢化していく中で、若者の間でもブームがあり、今後どのような変化が起きていくのかが楽しみです!
レポーター:愛知学院大学 4年 梅本泰希
顧客との接点を重要視している会社であると感じました!出版事業、EC事業、ワークショップなどの顧客とのチャネルを増やしながら手芸文化を広げていく様子に応援したいと思いました。また、逆境の中でも「シルバニアファミリー」とのコラボやEC事業の推進など絶えず挑戦する姿勢は創業から続く総合手芸店に対する拘りを感じさせるものだと思いました。
レポーター:鈴木宥登
今回の話を聞いて、思ったのは手芸って今の時代、昔の時代に比べて必要度が減っているその中でどうやって人に選らんでもらい買ってもらうかをちゃんと考えているのが印象に残りました。ただ物を売るだけじゃなくて、やってみたいと思わせる工夫をしているところがリアルだなと感じました。特に、店舗でのワークショップや体験を大事にしているのはすごく納得できました。ネットでは買える時代だけど、実際に触ったり、人と関わったりすることでしか生まれない価値があるんだと思います。
取材協力:ジャパンクラフトホールディングス株式会社
取材レポーター:片野源也(名城大学 4年)
梅本泰希(愛知学院大学 4年)
橋本侑奈(名古屋大学 2年)
鈴木宥登
取材記事担当 :橋本侑奈(名古屋大学 2年)
取材SNS担当 :片野源也(名城大学 4年)
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