取材日:2024年4月9日
①実はゲオグループがやっていた2nd STREET!
②進化するリユース事業!ゲオグループの世界進出!
③リユース業界No.1! ゲオグループの強みとは!?
株式会社ゲオホールディングス
組織開発室 ゼネラルマネージャー 武市様(右上)
社長室 広報・サステナビリティ推進課 高橋様(左上)
社長室 広報・サステナビリティ推進課 中川様
社長室 広報・サステナビリティ推進課 高橋様
他学生メンバー(後述)
今回の取材記事担当は名古屋大学2年稲葉琉斗です。よろしくお願いします!
東証プライム市場・名証プレミア市場上場企業の株式会社ゲオホールディングス(銘柄コード:2681)に取材させて頂きました!
株式会社ゲオホールディングスは、1986年にビデオレンタルショップとして創業しました。「豊かで楽しい日常の暮らしを提供する」を経営理念に現在は総合リユースショップ、オフプライスストア、モバイル、レンタルを中心とする循環型ビジネスを展開、実店舗での対面サービスを軸にさまざまなオンラインサービスを組み合わせることで、”あらゆるモノの循環インフラ”となることを目指しています。
その中でも、今回は取材前に2nd STREET高針原店にて見学させていただきました。僕も普段からよく利用している2nd STREETですが、店舗ごとに特徴があることやお客様第一の2nd STREETのこだわりなど教えていただき、いろんな店舗に行ってみたくなりました!
2nd STREET高針原店の見学
2nd STREETってゲオさんがやっていたんですね!
そうです!国内約830店舗を展開し、地域の多くの方にご利用いただいています!
その地域で売られる物はその地域でニーズがあるため、各店舗がそれぞれの地域に寄り添い、地産地消のようなイメージで運営しております!
高橋様
沢山の商品が並んでいますね!ちなみにどうような商品が売れているのですか?
さまざまなジャンルの中でも特に衣服や雑貨品が売れています。
年間7000万点以上取引を行っていますが、多くの商材を取り扱うことで、お客様の生活の一部になれるような店舗運営を目指しています!
高橋様
ゲオホールディングスはお客様が求めていること、求めていないことを分析し経営しています。また、お客様にゲオや2nd STREETが選ばれるためにも、各地域にとって身近な存在を目指し、店舗数も拡大しています。
お客様が求めていることは何だとお考えでしょうか?
求められていることはお手軽な料金や、少しでも高い買取価格だと考えています。それを実現するために2nd STREETの出店を居抜き物件で行い諸経費をおさえることで、少しでも高い買取価格を可能にしています。!
武市様
コストを抑えることを大切にしているのですね!買い取った物の中でなかなか売れないものはないですか!?
社長の言葉に「一度誰かが買ったものは必ず売れる」という言葉があります!なかなか売れない場合は値段を変えたり、海外の2nd STREETで売ったりして対応しています!また、2nd STREETはリユース業界でいち早くマーチャンダイジングを取り入れ、在庫計画的に販売しています!
武市様
トレンドに合わせたり、売り場を変えるなどの工夫で必要としている人の元へ届けられるのですね!
ゲオグループの強みとは
時代の変化とともにリユース業界にCtoCのサービス、レンタル業界にサブスクやオンラインレンタルサービスなどが現れている中で、時代の流れに合わせた事業を行っています。
CtoCプラットフォームが流行っている中でどのような対策を行っていますか?
CtoCは売り手が自由に価格を決めれるれる特性上、適正な価格で取引できていないことがありますが、誰でも正確な価格を算出できるようにゲオでは自社独自の売買マニュアルを用いたリユースのシステム化を徹底的に行っています。
武市様
マニュアルを作成することがどうして時代の流れに合わせることにつながるのですか?
例えば、買い取りや販売の価格の決め方には細かいマニュアルがあります。ブランドやその時の流行り、汚れ具合によっても買取、販売価格を変えなくてはなりません。販売の価格についてもいくつかの店舗でテストをし、自社のオペレーションのスペシャリストの管理の下、決められています。
武市様
マニュアルはどのくらいの頻度で更新しているのですか?
季節やトレンドによっても消費者の購買行動は変わるので買い取る際の価格は日々変化します!商品のジャンルによっても更新頻度は違いますので何とも言えませんが、皆さんが想像しているよりはるかに頻繁に更新しています。
武市様
詳細なマニュアル化によって、約800店舗すべての店舗でトレンドを捉えることができているのですね!
そうです!正直、リユース品は売れ行きが見えづらいところが難しいです。そのため、私たちは不要な費用を極力削減し、儲けが少なくても潰れない仕組みを築いています。その仕組みのポイントとしてマニュアルがあります。
武市様
なんと、ゲオグループはほとんどの店が直営店です!その中でもセカンドストリートは、買取をし販売をしています。本来、商品の買取を正確。的確に行うためのマニュアル制作をするためには膨大な制作コストがかかります!一店舗あたりの負担を極限まで減らしています。このように費用対効果を最大限引き上げるシステム化を実現しています。
取材の様子
2nd STREETの海外進出時は現地調査チームを海外に派遣し、現地のニーズや消費者行動を把握した上で出店をしています。実際に海外での売り上げも好調で海外店舗の拡大も進めています!
海外進出で工夫した点は何ですか?
現地調査ではその地域の人の考え方やその道をどの時間に何人通るかなど、数値的な細かいデータも分析しています。実際、海外の2nd STREETのデータでは「売られた物が買われる」までの回転が速く、海外の方のリユースに対する積極的な考えも伺えました。
武市様
世界規模で見てリユースと言えばこの会社!という会社はまだ無いので、リユース業界で世界での地位を確立し、世界のゲオホールディングスになることを目指しています!
武市様
「豊かで楽しい日常の暮らしを提供する」という企業理念に向けて、2nd STREETの国内外への出店の拡大の継続を進め、さらにゲオストアにつきましては「ゲオってこんな物も売っていたんだ」というような、バラエティストアという形での新たな領域の探索を進めていきたいと思っています!
組織開発室 ゼネラルマネージャー 武市様 メッセージ
以上、ゲオホールディングス(銘柄コード:2681)の取材報告でした!
レポーター:名古屋大学 2年 稲葉琉斗
小さな頃はゲームで、いまでは2nd STREETでよくお世話になっているゲオさんに取材に行けて嬉しかったです!創業当初から未来を先読みし、時代に合わせて進化するゲオさんの今後がとても楽しみになりました!また、リユース業界で世界にもチャレンジするゲオさんをこれからも応援したくなりました!
レポーター:名城大学 3年 片野源也
ゲオホールディングスは二次流通市場を牽引するリーディングカンパニーとして査定する際に重要となるマニュアルを徹底しているからこそ多くの店舗を持つことができるのだと感じました!今後、店舗を拡大し、リユース製品を使うという文化を広く海外に広めていってほしいと思います!
レポーター:名城大学 2年 箕浦琢真
詳細なマニュアルを作成することで、どの地域でも適正なニーズに合わせて商品を取り扱うことができ、店舗拡大にも繋がっていることに工夫を感じました!また、海外展開も積極的な姿勢で行っており、今後の活躍に期待が高まりました!
レポーター:甲南大学3年 平川湧斗
スケールメリットとは?
レポーター:名城大学3年 片野源也
二次流通市場について
取材協力:株式会社ゲオホールディングス
取材レポーター:箕浦琢真(名城大学 2年)
岡凌央(名城大学 4年)
片野源也(名城大学 3年)
北田大夢(甲南大学 3年)
平川湧斗 (甲南大学 3年)
取材記事担当 :稲葉琉斗(名古屋大学 2年)
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