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提供:㈱TAKARA&COMPANY
取材日:2026年5月1日
①証券会社からの信頼で築いた歴史と安定基盤!
②逆転の発想が生んだシステムと独自のAI技術
③挫折を乗り越えた社長の熱い想い!

株式会社TAKARA&COMPANY
代表取締役社長 堆 誠一郎 様
常務執行役員 中込 克二 様
総務部 広報IR課長 小倉 千穂 様
他学生メンバー(後述)
| 業種 | 情報・通信業 |
| 本社所在地 |
東京都豊島区高田三丁目28番地8号 |
| 市場区分 | 東証プライム |
| 銘柄コード | 7921 |
| 現在価格 | こちら |
今回の取材記事担当は名古屋大学4年 稲葉琉斗です。よろしくお願いします!
企業理念
社会の公器としての使命を果たす

提供:㈱TAKARA&COMPANY
TAKARA&COMPANYは、上場企業のディスクロージャー(情報開示)支援を行う宝印刷株式会社や、通訳業界大手の株式会社サイマル・インターナショナルなどを傘下に持つ持株会社です。 なかでも宝印刷は、約3,900社の上場企業が毎年作成する有価証券報告書や、株主総会招集通知の作成支援ツールである統合型ビジネスレポートシステム「WizLabo(ウィズラボ)」を提供し、円滑な書類提出をサポートしています。
戦後、証券取引の制度が変わる中で印刷の仕事を紹介されたのが始まりです。「宝」という社名は、横浜市の「宝町」という地名に由来しているんですよ。
そこから法定開示の分野でどのようにシェアを広げていったんですか?
創業時には借金を背負った時期もありましたが、誠実に全額返済したことで銀行や証券会社からの「信用」を得ることができました。開示書類において一番大切なのは「間違いがないこと」であり、その信用があったからこそ多くのお客様から仕事が舞い込むようになりました。

提供:㈱TAKARA&COMPANY
有価証券報告書や株主総会の招集通知といった法定開示書類は、企業が赤字でも黒字でも、株式市場が良くても悪くても毎年必ず作成しなければなりません。この景気に左右されにくい安定した「ストックビジネス」が当社の大きな強みとなっています。
紙の印刷から電子開示へと移行していく中で、どのような工夫があったんですか?
専用機での対応が当たり前だった時代に、「汎用的なパソコン(Word)でお客様自身がデータ処理できるようにする」という逆転の発想でシステムを作りました。安くて使いやすい仕組みを提供したことが、多くのお客様に選ばれる決定的な理由になりました。
企業のグローバル化が進む中、海外投資家向けの英語開示も重要になっています。そこで宝印刷では、WizLabo(ウィズラボ)にAIを活用した翻訳システムを搭載し、翻訳業務の大幅な効率化を実現しています。
他社の一般的なAI翻訳と比べて、どんな違いがあるんですか?
日本の開示書類はXBRL形式で提出するなどの決まりがあるため、その形式で作成しなければなりません。当社では、それらを作成するための「WizLabo(ウィズラボ)」という独自のシステムを提供しています。通常のAI翻訳ですと、翻訳したあとにXBRL化などのフォーマット変換作業がどうしても必要になってしまうのですが、当社の「WizLabo AI Translate」というサービスではWizLaboの日本語原文をAIで自動翻訳しつつ、そのままWizLabo上に戻すことができるようになっています。さらに、過去の翻訳との整合性はシステム上で確認・調整できますし、ご要望に合わせた弊社側での体裁調整や数値情報の最終確認もシステムからシームレスにご依頼いただけるなど、専門企業ならではの精度と利便性を追求しています。

提供:㈱TAKARA&COMPANY
有価証券報告書のような財務情報は非常にフォーマルで規律正しくまとめられていますが、現在は企業の価値をどう表現するかが問われる時代です。そのため、統合報告書や環境報告書といった、より「クリエイティブなIR」の分野にもいち早く注力してきました。
『企業の成長をしっかりと従業員に還元!』
企業が業績を伸ばした分は、ボーナスなどを通じてしっかりと従業員に還元する文化が根付いています。離職や社員流出も少なく、会社が成長する喜びを社員全員で分かち合い、モチベーションを高め合える環境が整っています!
堆(あくつ)社長の大切にしていること
” 目の前のことに全力で”
実は私自身、もともとは医者になろうと考えていた時期がありました。その後、印刷業務から始まり、上場準備室など様々な経験をして今に至ります。人生において挫折を味わうこともありますが、真面目に一生懸命やっていれば、人間は必ずどこかで報われます。学生の皆さんも、まずは目の前のことに全力で取り組んでみてください。
安定したストックビジネスを土台としながら、IR領域での動画やWebツールの活用、さらには周辺事業のM&Aなども含めて、企業価値を世の中に伝えるためのあらゆるサポートをスピード感を持って広げていきます。ディスクロージャーのインフラ企業としての社会的使命を胸に、これからも成長を続けていきます。

堆社長からメッセージをいただきました。

堆社長からメッセージ色紙を頂きました!
以上、㈱TAKARA&COMPANY【7921】の取材報告でした!
レポーター:名古屋大学 4年 稲葉琉斗
今回の取材を通して、日本の法定開示を歴史と共に支えてきた宝印刷様の圧倒的な安定感と、それに甘んじることなくシステム開発や独自のAI技術をいち早く取り入れる「挑戦する姿勢」に大変感銘を受けました。また、もともと医者を志していたという社長の『真面目に取り組めば必ず報われる』というお言葉は、学生である私たちの背中を強く押してくれるものでした。企業も社員も共に成長を喜び合える素晴らしい社風だと感じました!
レポーター:名古屋大学 3年 橋本侑奈
景気が悪くても仕事が無くならない「安定感」と、社員全員にAIを強制して使いこなさせる「進化のスピード」に驚きました。数々の困難を乗り越えてきた社長自ら、サービス精神旺盛に会社を案内してくださる姿に、挑戦し続ける企業の強さを肌で感じた取材でした。
レポーター:同志社大学 2年 澤木太一
戦後、日本の証券制度が大きく刷新されたというお話を初めて伺い、衝撃を受けました。「企業が証券取引所に提出する書類の不備を見抜く」という役割から事業が始まった背景に、現在の宝印刷様の理念の原点を感じます。 法令で定められた有価証券報告書は極めて厳格な領域であり、その中で「宝印刷なら間違いない」と指名される信頼こそが、同社の最大の強みであると実感しました。一方で、統合報告書やイメージキャラクターの制作を通じて、企業の個性や文化を表現し、数字の裏側にある価値を投資家へ伝えるという、クリエイティブな側面も併せ持っている点が非常に印象的でした。
レポーター:南山大学 3年 武市大和
取材前は、英文の翻訳は翻訳ソフトに任せれば十分だと考えていました。しかし、今回の取材を通じて、ページレイアウトや改行位置によって枠内に収める必要があるなど、単純な機械翻訳では対応しきれない実務上の課題があることを知りました。そのため、文脈や体裁まで考慮できる翻訳AIの必要性を強く感じました。
また、TAKARA&COMPANYの社長が入社前に洗濯機の設計に携わっていたという経歴を伺い、専門分野を越えてキャリアを形成できる可能性に感心しました。さらに、社内でAIの活用を積極的に促進する仕組みが整えられている点も印象的であり、先進的な働く環境であると感じました。
レポーター:鈴木宥登
今回の取材を通じて感じたのは有価証券報告書などに関する業務は景気に左右されにくく安定した収益基盤になっている点が印象的だった。 さらに、日本独自の厳密なフォーマットに対応するために自社開発AIを活用し、翻訳や開示業務の効率化を進めている点から、印刷会社としてだけではなく、ITと融合した企業へ進化していることが理解できた。
- 取材協力:(株)TAKARA&COMPANY
- 取材レポーター:稲葉琉斗 (名古屋大学 4年)
- 橋本侑奈 (名古屋大学 4年)
- 澤木太一 (同志社大学 2年)
- 武市大和 (南山大学 3年)
- 鈴木宥登 (1年)
- 取材記事担当 :稲葉琉斗 (名古屋大学 4年)
- 取材SNS担当 :稲葉琉斗 (名古屋大学 4年)
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企画・構成・撮影:株のトラ®

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