CDS(株)【2169】

取材日:2024年6月27日

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ものづくりの“心”をつたえる
②日本のものづくりになくてはならない存在
③企業の課題にマルチに対応!

CDS株式会社
経理・財務部 部長 飯田様(上段右から1番目)
総務部 部長 長尾様(上段左から1番目)
経理・財務部 経理・財務課 経理・財務係 係長 川口様(上段左から2番目)
総務部 名古屋総務課2G 主任 大池様(上段右から2番目)
総務部 名古屋総務課2G  林様(上段左から3番目)

他学生メンバー(後述)

今回の取材記事担当は名城大学3年 岡凌央です。よろしくお願いします!
東証スタンダード市場・名証プレミア市場上場企業のCDS株式会社(銘柄コード:2169)に取材させて頂きました!

どんな会社なの?

提供:CDS(株)

1980年2月に技術出版物専業会社として創業。「ものづくりの“心”をつたえる」という経営理念のもと、ものづくり企業の皆様の支援・サービスを提供しています。

 

具体的にどんな事業をしているの?

 

CDSでは3つの事業に分かれています。詳しく紹介します!

飯田様

3つの事業

技術情報ソリューション事業

他社の電化製品などの取扱説明書や社内マニュアルなどを制作する事業です。

FAロボットソリューション事業

お客様のニーズに合わせた機械を製作し、生産ラインの自動化のサポートをしている事業です。

デジタルソリューション事業

エンジニアリングシステムを中心としたデジタルソリューションを提供している事業です。

 

幅広く様々な事業をしていますね!

 

一見すると関係ない事業が3つあるように感じますが、どれもものづくり事業を支えるうえで大切な事業です!それでは詳しく説明していきますね!

飯田様

それぞれの強みとは

技術情報ソリューション事業

他社の電化製品などの取扱説明書や社内マニュアルなどを制作する事業です。40年以上の歴史があり、高品質なCGイラストや3Dアニメーションを駆使したデジタルコンテンツや、70以上の言語の翻訳に対応する等、あらゆる角度から高度なものを作成できます。

 

 

取扱説明書はどのように作成しているのですか?

 

 

数名のチームで、開発者様からのヒヤリングを直接行い、原稿作成・編集までをワンストップで制作しています。

飯田様

 

 

チームで全て一貫して取り組むことによって円滑に進められるのですね。今まで、取扱説明書は商品を開発した企業が作成していると思っていました。

 

 

もちろんそうしている企業様もいらっしゃいます。しかし、開発した商品をその会社内で作ると、無意識のうちに専門用語を入れてしまい、分かりにくくなってしまうことがあります。ユーザーの視点に近い我々が作ることで、分かりやすく一般の人にも伝わる取扱説明書を作ることが可能になります。

飯田様

 

 

なるほど!まさに縁の下の力持ちですね。

 
FAロボットソリューション事業

自動化が困難とされている手組み作業や食品加工等の自動化に積極的に取り組む「ものづくり事業」とFAエンジニアの人材育成を担う「人づくり事業」があります。これを通じてお客様の事業での機械の効率向上・自動化をサポートしています。

 

FAエンジニアの人材育成に力を入れているのですね!

 

 

その通りです。質の高いFA教育を提供するためのDX人材育成教育センターを設けあらゆる層の研修・教育をサポートできる空間を提供しています。

飯田様

 

教育機関とも連携をしていると聞きました。

 

 

FA機器や産業ロボットを学ぶ実習装置は、工業高校をはじめ、多くの教育機関に導入されています。これによって将来日本の産業を担う人材の育成を目指しております。

飯田様

デジタルソリューション事業

エンジニアリングシステムを中心としたデジタルソリューションを提供しています。様々な産業のものづくり基盤となるIT、サービスを提供しています。

 

デジタルソリューション事業ではどのようなことをしていますか?

 

 

高精度なMBDシミュレーションによって製品を制作する前にパソコン内・部品でのシミュレーションができます。先にシミュレーションを行うことで生産スピードの向上や、費用の削減が可能となります。

飯田様

CDSにしかできないこと

ワンストップマルチソリューション

このような3つの事業がお互いに補完しあうことで、お客様の課題を幅広い領域から解決に導くことが可能になります。

 

どれも日本のものづくりを支えるうえで欠かせない事業だと感じました!

 

 

その通りです。一つのカテゴリーに特化するわけではなく様々なことに対応し、寄り添うことで、多くの企業様からの支持を頂いております。一つ一つの事業で信用をしていただき、ほかの事業でのお仕事の受注につながっております。

飯田様

 

多くのことを提案できるのが強みなのですね

 

 

その通りです。大企業様とも取引があり、一度取引のあった企業様とは長期にわたって仕事をするため一定量の仕事を確保できることが強みです。

飯田様

CDSのもうひとつの強み

 

IRで見るCDS

 

自己資本比率が80パーセントほどあり他の企業に対して高い傾向にあります。

 

会社として初期投資が少ないんだね!

 
事業の拡大

 

CDSでは利益率が高い傾向にあります。それは、安定した売り上げと設備投資を最小限に抑えられているからと言えます。その結果、配当として還元することで投資家に還元が可能であったり、さらなる事業拡大を可能とします。

 

だから配当額が右肩上がりなんだね!

 
今後の展望は?

日本のものづくりの企業を支えるうえでまだまだできることがあると思います。様々な分野に目を向けていきたいと考えています。

飯田様

取材の様子

学生へのメッセージ

経理・財務部 部長 飯田様

以上、CDS株式会社(銘柄コード:2169)の取材報告でした!

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レポーター:名城大学 3年 片野源也
 日本のものづくりを3つの事業展開で支えており、今後もいろいろな分野に目を向けられるということで、今後の企業としての動向に注目していきたいと思いました!

レポーター:名城大学 2年 箕浦琢真
 CDS様の取材を通じて、三つの事業がどのように日本のものづくりを支えているかを学びました!特に、取扱説明書の制作において、ユーザー視点を重視し分かりやすさを追求する姿勢に感動しました!CDS様がこれからどのように成長し、新しい技術を取り入れていくのか、とても楽しみです!

レポーター:名古屋大学 2年 稲葉琉斗
  技術情報ソリューション事業の内容を聞いたとき、取扱説明書を作っている会社があることは大きな気づきでした!多言語翻訳など確かにメーカーが自社で作るのは難しいのだなと分かり、逆にCDSさんが作った取扱説明書でもCDSという名前が乗せれないというのも聞いてもっと多くの人に知ってほしいなと感じました!

レポーター:名古屋大学 2年 渡邉康介 
AIには難しい専門用語の翻訳や、文字だけに留まらない分かりやすいマニュアルを作る工夫が知れて勉強になりました!
DX化や技術者育成、デジタルソリューションなど、今後さらに需要が拡大する事業を多く抱えておられる企業で、これからの企業の動向に注目していきたいと思いました!

レポーター:金城学院大学 2年 五十川瑠奈 
CDS様は、技術情報ソリューション事業、FAロボットソリューション事業、の3つの事業を柱としています。その事業の中でひとつのカテゴリーに特化した会社は他にありますが、全く同じビジネスモデルの競合他社はなく上手く棲み分けができているそうです。3つの事業の相互補完によりあらゆるニーズに対応できるという点からCDS様独自の強みを感じました。

コラム

レポーター:名古屋大学 2年 渡邉康介
減価償却について

取材協力:CDS株式会社
取材レポーター:岡凌央(名城大学 3年)
        片野源也(名城大学 3年)
        箕浦琢真(名城大学 2年)
        稲葉琉斗(名古屋大学 2年)
        渡邉康介(名古屋大学 2年)
        五十川瑠奈(金城学院大学 2年)
取材記事担当 :岡凌央(名城大学 3年)
取材SNS担当 :片野源也(名城大学 4年)
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