スケールメリットとは?

今回はスケールメリットについて簡単に解説します!

スケールメリットって?

スケールメリットとは、同種のものを多く集めることで、単体よりも大きな結果を出せるということです。

規模の経済」「規模のメリット」などと呼ばれることもあります。

どんな効果があるの?

主な効果を3つ紹介します!

1つ目:経営が効率的に!
例えば、同じ業務内容を持つ会社が、経営統合する時、同じ内容の仕事を一つの場所ですることができます。フランチャイズのシステムも経営効率化に含まれます。
2つ目:コスト削減になる!
それぞれのお店で商品を仕入れるよりも、一度に大量の商品を仕入れる方が、運搬費などのコストを削減できます。さらに、配送先が同じなので、運搬作業に慣れていきます。これにより、作業速度や精度が上がっていくため、時間と人件費の削減にもつながります。
3つ目:生産量の拡大になる!
販売ルートの確立によって、商品の生産性を拡大することができます。商品をたくさん作れる状況でも、販売先が限られると、作った商品が余ってしまうかもしれません。しかし、グループに卸すことができれば、その心配は少なくなるので、大量生産が可能になります。新規事業の開拓や社内プロジェクトの新設にも関わります。

リスクはある?

良いことばかりに見えるスケールメリットですが、意点もあります。主な注意点を3つ紹介します。
1つ目:在庫を抱えすぎないか
大量生産できるのは良いですが、思うように販売できなければ在庫になってしまうので、注意が必要です。
2つ目:システムが整っているか。販路拡大は会社の規模を大きくできますが、売るための仕組みが整っていないと売上は伸びません。ただ規模を大きくすればいい、ということではないということです。
3つ目:意思疎通が難しくなる。規模が大きくなると、プロジェクトに関わる人も増えていきます。すると、意思決定や承認に時間がかかったり、トップの意向が正しく行き渡らなかったりします。

まとめ

組織を大きくすることはとてもメリットがある事ですが、
注意しなくてはならない点もあるのですね!

甲南大学支部 平川湧斗

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