提供:森下仁丹(株)

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①あの仁丹を作った会社!
②製造販売だけじゃない、もう一つのビジネスとは?
③時代をもっとオモロくしたい。
取材日:2025年12月24日

森下仁丹株式会社
代表取締役社長 森下雄司様
他学生メンバー(後述)
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業種
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医薬品 |
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本社所在地
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〒540-8566 大阪市中央区玉造1-2-40 |
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市場区分
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東証スタンダード
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銘柄コード
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4524
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現在価格
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今回の取材記事担当は甲南大学4年 平川湧斗です。よろしくお願いします!
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森下博薬房店舗の様子(明治40年)
提供:森下仁丹(株)
森下仁丹株式会社(以降森下仁丹)は130年以上の歴史を持つ老舗の医薬・健康関連の会社です。「仁丹」をはじめとした自社製品の販売(コンシューマー事業)や、独自のノウハウを活かした商品開発支援(ソリューション事業)を行っています。
・仁丹®
「厳選生薬」を配合した医薬部外品の口中清涼剤。御年120歳(2025年時点)の伝統ある商品です。あの某大物芸能人も使用しているんだとか…?

販売名:仁丹N
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・タンサ脂肪酸(食品)
大注目のスーパー物質「短鎖脂肪酸」をピンポイントで腸まで届ける商品。仁丹で培ったカプセル技術が活かされています。
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・ヘルスエイド® ビフィーナシリーズ(機能性表示食品)
ビフィズス菌を生きたまま腸まで届ける腸内環境サポートサプリ。スキンケアシリーズなど関連商品も展開中。
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提供:森下仁丹(株)
森下仁丹の強みの一つに、シームレスカプセル技術があります。継ぎ目のない真球に近いカプセルで液体や粉、ビフィズス菌のような微生物まで包むことができます。サイズを変えたり、どこで溶けるかをコントロールしたり、多層構造にすることも可能です。

提供:森下仁丹(株)

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森下仁丹の技術や研究成果を、他社の製品づくりに使ってもらうBtoB事業です。 大きくは、①シームレスカプセル技術と、②機能性原料+研究エビデンスの2つがあります。
①は他社さんの作りたいカプセルを代わりにつくる事業だとなんとなく分かりますが、②の機能性原料って何ですか?
例えば、ローズヒップやサラシアのことです。もともと自社サプリのために研究してきた素材なのですが、今では複数の論文(エビデンス)を持っているのが強みになっています。
その論文がどうビジネスになるんですか?
“機能性表示食品”という制度がありますよね。『体脂肪を減らす』などの機能を表示するには、科学的根拠が必要です。私たちは、その“根拠ごと”素材を提供できるのが強みの正体です。
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提供:森下仁丹(株)
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提供:森下仁丹(株)
メーカーさんがその素材を使うとお金が入る仕組みなんですか?
素材そのものよりも、その素材が持つ“機能”に価値があります。 体脂肪を減らすといった機能について、科学的根拠に基づいて機能性表示として届出されており、その機能を訴求するために私たちの素材が使われる、という仕組みですね。
それは賢い仕組みですね…!
私たちの規模では、“安く大量に作る”競争には勝てません。だからこそ、自分たちにしかできない独自技術・特許・研究に集中しています。
これもひとつの生き残るための戦略、というわけですね。非常に興味深いです!
企業理念
思いやりの心で、オモロい技術と製品で、一人に寄り添い、この星すべてに想いを巡らせ、次の健やかさと豊かさを、丹念に紡いでゆく。

社内にポスターを貼っていただきました
森下仁丹のここがすごい!

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どれだけ多くの人に手に取ってもらえるかを重視しています。EC・店頭・TVCMの活用などを組み合わせた多面的な接点づくりを進めています。
お客さまが“買いたい時・買いたい場所”で気軽に買える環境を整えていきます。
仁丹®のリブランディング
若い世代にも“知ってもらう・使ってもらう”ため、見せ方や伝え方を工夫しています。若手社員をリブランディングリーダーに抜擢する、イベントや展示会でサンプルを配る、SNSの活動など、を続けています。
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シームレスカプセル技術を活用し1992年に発売した「カプセル仁丹」
提供:森下仁丹(株)
森下仁丹の新規事業は、立場や年次を問わず全員が「オモロいもの」をやってみようという風土と、多様な人材の存在が原動力となっています。
多くのチャレンジで開発された技術が、現在の人気商品に繋がる場合もあります。
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香港で販売の「ビフィーナSlim」
提供:森下仁丹(株)
理由は大きく3つ。
- 体質的に日本人と近い
- 歴史的なつながりと認知がある
- 展開リスクが比較的低い
今後は、ハラール市場での展開に挑戦するとともに、規制の厳しい欧米市場では、カプセル技術を活かした受託製造を中心に事業を広げていきたいと考えています。
これまで培ってきた技術を土台に、自分たちにしかできない製品やサービスを広げていきます。医薬品だけにとどまらず、カプセル技術を活かして、社会の課題解決につながる分野にも挑戦していく方針です。どの分野でどこまで広がるかは分かりませんが、SDGsなども意識しながら、国や他の組織と協力し、世の中の役に立つことに積極的に取り組んでいきます。変化の速い時代だからこそ、先を見据えつつ柔軟に考え、「次のすこやかさと豊かさ」を実現していきたいと考えています。

取材の様子
森下社長よりメッセージ

森下社長よりメッセージ色紙を頂きました!
以上、森下仁丹株式会社(銘柄コード:4524)の取材報告でした!
レポーター:甲南大学 4年 北田大夢
森下仁丹は自社商品と受託事業を、強みにしており、どちらかに力を入れるともう片方のサービス力も伸びると言う面白いビジネスモデルをしているなと感じました。
また5代目と言う親族経営から、今まで培ってきた愛社精神、会社理念はとても感じるものがありました。
今後の発展がとても楽しみです。
レポーター:甲南大学 4年 平川湧斗
機能を表示する際に森下仁丹の特許が必要だという点が非常に興味深かったです。ただ製造販売をするだけではなく、新素材の研究開発や多様なビジネスに挑戦されている点が非常に印象的でした。
レポーター:関西学院大学 3年 山下奈々美
今日の取材を通して、森下仁丹にしか作れない、独自性のある製品開発に注力することで、近年激化している価格競争に巻き込まれない戦略をとっているという点に強みを感じました。
また、販売チャネルに関して、店頭販売と通信販売それぞれで得られるメリットを考慮し、特徴を活かした戦略をとっている点が興味深かったです。森下仁丹の今後の発展を楽しみにしています。
レポーター:甲南大学 2年 中村里菜
本日の森下仁丹の取材を通して、森下仁丹独自のカプセル技術があるからこそ、タンサ脂肪酸という物質を扱ったサプリメントを作ることが実現できているという点に、他社にはない強みを感じました。そして、その技術的優位性が森下仁丹の現在の発展を形作ってきたのだと実感しました。
取材協力:森下仁丹株式会社
取材レポーター:北田大夢(甲南大学 4年)
平川湧斗(甲南大学 4年)
山下奈々美(関西学院大学 3年)
中村里菜(甲南大学 2年)
取材記事担当 :平川湧斗(甲南大学 4年)
取材SNS担当 :木村帆天(神戸電子専門学校 2年)
当ホームページは株のトラ®独自の見解が含まれており、特定銘柄の推奨や株価の上昇または下落を示唆するものではありません、
最終判断はご自身にて行って下さい。
本記事の内容の著作権は株のトラ®に帰属します。
企画・構成・撮影:株のトラ®
企業様へ
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※投資にさらに興味を持ってもらうことを目的としているため、市場は問わず上場企業様の取材をさせて頂いております。




















