
提供:セーフィー(株)
取材日:2025年7月31日
①映像×AIで未来をつくる会社!
②学生起業から業界トップへの軌跡!
③目指すのはApp Store!?


今回の取材記事担当は甲南大学4年 平川湧斗です。よろしくお願いします!

クラウド録画型映像プラットフォームの開発、運営をしている会社です。提供するサービスである「Safie(セーフィー)」は、クラウド録画サービス市場シェアNo.1(約55%)を誇る革新的なサービスで注目を集めています。
企業理念
映像から未来をつくる

カメラのためのアプリ屋さんみたいな立ち位置だね。
提供:セーフィー(株)
カメラ業界におけるプラットフォームを提供しています。携帯にGoogleアカウントが紐づいているように、カメラとセーフィーのクラウドを紐づけることで便利な機能を沢山使えるようになります!
カメラが置かれるほど無限にビジネスチャンスが増えていくモデルなんです!

セーフィーのクラウドカメラは、従来の防犯カメラの常識を変える高画質・高セキュリティが特徴です。HD画質で最大30fpsのなめらかな映像を実現し、スマホやパソコンからリアルタイムで確認できます。
また録画機が不要で、1台につき最大15人までが映像を共有できる便利なシステムになっています。屋内向け「Safie(セーフィー)」、屋外向け「Safie GO(セーフィー ゴー)」、持ち運びできる「Safie Pocket(セーフィー ポケット)」など、用途に合わせた多彩なラインナップがあります。
高画質・滑らかな映像
HD画質×30fpsで
テレビ放送並みの映像
強固なセキュリティ
安心の暗号化技術で
大切な映像を守る
簡単映像シェア
最大15人まで
簡単に映像を共有

佐渡島社長はどの様な学生だったのでしょうか?
正直に言うと、中高時代は数学のテストで4点を取るような学生でした。(笑)
勉強は苦手だったので、甲南大学に入ってからは「一日でも学校に行かずに卒業する方法はないか?」と考えて、「大学ノート.com」というサービスを立ち上げました。


大学時代から企画を立ち上げたのですか!ちなみにどの様なサービスだったのでしょうか?
当時普及していたメールを使って、登録者皆で授業ノートを交換しあう仕組みでした。食堂でチラシ配りをしたり色んな工夫をして、一気に4万人くらいの大学生のデータを集めましたね。


佐渡島先輩、流石です!(佐渡島社長は甲南大学出身)そのまま起業されたのですか?
当時は起業の選択肢はメジャーではなかったですね。ポルシェに乗ってみたい!という思いから、資金力と自由がありそうなソニーグループに就職しました。


取材の様子
・ソニー出身という信用と安心感
・ソニーでの優秀な研究者たち(後のセーフィー共同創業者)との出会い
・当時の上司(現ソニーの社長)が独立を支援してくれた
これらが後のセーフィー創業に活かされていると仰っていました!
NEXT>>>強みについて
①直販とパートナー販売の両立
自社の直販営業と大手パートナー企業の販売網を両立させることで、幅広い顧客にリーチできる販売体制を構築しています。パートナー経由6割、直販4割の比率で展開し、月額課金モデルを採用しています。パートナー企業はソニーをはじめとした技術系の会社やオリックス、関西電力など様々なリーディングカンパニーです。
提供:セーフィー(株)
②圧倒的な技術力!
30万台以上ものカメラを停止させることなく運営する技術力、実はとんでもないんです。

提供:セーフィー(株)

カメラが休まずに録画してくれるのって普通じゃないんですか?
想像してみてください。様々なアプリや銀行のシステムはメンテナンスがありますよね?そして、メンテナンス中はサービスが利用できません。セーフィーにはそれがないんです。


確かにそれは凄いですね,,,どうして無停止で運営できるのでしょうか?
40ペタバイトという国内でも類を見ない超巨大なシステムを持っているため、安定した運営ができるんです。このシステム構築力は一番の強みですね!

③AIでデータを楽ちん活用!
データをクラウド上で管理することで幅広い分野で活用可能!導入事例を3つ教えて頂きました!
大手小売りチェーン(大手ファッションチェーンなど)
大手ファッションチェーンでは実際に3万台ほどのカメラにセーフィーが導入され、マーケティングに活用されています。例えば、これまでは試着室に案内する場合と、その場で合わせるだけの場合、どちらが効率が良いのか検証ができませんでした。しかし、映像×AIで設定範囲エリアをいつ・何人往来したかなどの情報がワンクリックで確認できるようになり、スムーズな接客導線を引くことができるようになりました。

スーパーマーケット(ベルクなど)
映像とAIを連携したデータ分析により来店客の行動パターンを分析、商品の陳列と補充管理の最適化を実現しています。これにより販売力強化やフードロス削減に繋がっています。

提供:セーフィー(株)
物流(モノタロウなど)
広大な物流拠点で、効率的な荷物管理と作業員の動線最適化に活用されています。リアルタイムで人員を動かせるので、人手が足りないところに人員を移動させたり、渋滞を回避することもできます!

実際の活用画像
リアルタイムで中継されています。広大な拠点の現場に行く手間を省き、カメラで確認して管理ができます。

社内にポスターを貼っていただきました!
NEXT>>>今後の展望
セーフィーが目指しているのは、App StoreのようなマーケットプレイスをSafieの上に作ることです。様々な開発者がSafieのカメラを使ったアプリケーションをクラウド上に提供できるようにすることで、どんどん便利な機能が増えていきます。
これにより街づくりや社会全体に貢献することができます。
提供:セーフィー(株)
佐渡島社長よりメッセージ動画!

佐渡島社長よりメッセージ色紙を頂きました!

以上、セーフィー株式会社(銘柄コード:4375)の取材報告でした!

レポーター:甲南大学 4年 北田大夢
セーフィー様は、日本で初めてクラウドカメラを展開された企業でありながら、自社での直接販売にこだわらず、大手メーカーとの協議を通じて独自のビジネスモデルを築かれている点が大変印象的でした。加えて、上場前のベンチャー企業でありながら大手企業からエクイティ出資を受けられるだけの魅力と事業モデルにも深く納得いたしました。今後のさらなるご発展を心より楽しみにしております。

レポーター:甲南大学 4年 平川湧斗
クラウドを通して映像の更なる活用を目指されている点が興味深かったです。具体的なプロダクトの解説をいただいている際の佐渡島社長の楽しそうな姿がとても印象的でした。技術で社会を良くしたいという本気の想いを感じました。

レポーター:神戸電子専門学校 2年 木村帆天
セーフィー様はクラウドを通じて映像を活用し、情報を収集するとともに、高精度な技術を有している点が非常に興味深かったです。デジタルツインをはじめとした汎用性の高い技術は、これからの時代に必要不可欠な製品になると感じました。

レポーター:甲南大学 2年 中村里菜
今回のセーフィー様への取材を通じてカメラが「防犯」としてだけでなく、クラウドを活用することでリモートワークや業務効率化にも活用できる点が非常に印象的でした。特に、大画面で高画質の映像を共有できるため、リモート会議でもまるで隣にいるかのように自然なコミュニケーションが取れることに驚きました。その結果、防犯のためだけでなく、働き方やチームのコミュニケーションの質を高めるツールとしても価値を持っていると実感しました。今後も広く活用され、よりセーフィー様の製品を身近に感じる時が来るのがとても楽しみです!ありがとうございました。

レポーター:甲南大学 2年 國本倖生
セーフィー様は、「映像から未来をつくる」という明確なビジョンのもと、自社だけでなく多くの人を巻き込みながら挑戦をやりきろうとする姿勢に感銘を受けました。今回のお話を通じ、セーフィー様が単なるテクノロジー企業ではなく、社会に新たな仕組みと価値を提供する存在であることを実感いたしました。今後のご活躍を期待しております。
取材協力:セーフィー株式会社
取材レポーター:北田大夢(甲南大学 4年)
平川湧斗(甲南大学 4年)
木村帆天(神戸電子専門学校 2年)
中村里菜(甲南大学 2年)
國本倖生(甲南大学 2年)
取材記事担当 :平川湧斗(甲南大学 4年)
取材SNS担当 :平川湧斗(甲南大学 4年)
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