東陽倉庫(株)【9306】

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①拡大し続ける名古屋の倉庫・運送関連会社!
②⚪︎⚪︎事業により安定した業績と配当を出す!
③2つの事業を軸に企業成長へ

東陽倉庫株式会社
執行役員 総務部長 長谷川 裕之様(右手)
総務部 人事課 望月 猛様(右から2番目)

その他学生メンバー

 

今回の取材記事担当は名城大学3年 片野源也です。よろしくお願いします!
東証スタンダード、名証プレミア上場の東陽倉庫株式会社(銘柄コード:9306)に取材させて頂きました!

 
会社について

 

物流事業・不動産事業を通して『「もの」づくり、人の「くらし」を支える』企業です。

 

DX化がもたらす物流業界の革新

 

 

物流の2024年問題という問題がありますが、それの影響はありますか?

 

「2024年問題」に対応するべく、AGV(自動搬送車)などの物流DX機器、積荷をするのに待機する時間を短縮するためのトラック予約システムなどの導入を進め、生産性の向上を図っています。

 

長谷川様

2024年問題とは

他の業界よりも労働時間が長いとされる物流業界に対して、法律で労働時間が制限されることによる影響を指します。
前から労働時間の制限の猶予期間はありましたが、2024年からの規制により①1日に運ぶことができる荷物の量が削減、②トラック事業者の売上げ・利益の減少、③ドライバーの収入の減少、④収入の減少による担い手不足などが懸念されます。
参照:国土交通省 2024年問題とは https://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/00001_00251.html

日本国内の拡大

 

国内においては、昨年8月、愛知県小牧市に新しい倉庫を増設したり、西日本の物流を担当するため、兵庫県尼崎市に拠点を新設、来年の5月には愛知県知多市でも倉庫を新設するなどの取り組みを進めています!

小牧営業所内に開設した新倉庫
提供:東陽倉庫(株)

海外への進出!

 

ベトナム事務所
提供:東陽倉庫(株)

2024年の1月にベトナムに駐在員事務所を開設しました。駐在員事務所では市場調査や、現地企業との連携強化を進めます。

 

なぜ工場の新設ではなく、先に駐在員事務所を設置するのですか?

 

海外拠点の新設にあたっては、進出先の政治・経済・社会情勢、日系企業の進出状況などを総合的に勘案しています。駐在員事務所の設置により、当社が海外で事業を行ううえで「どういった物流ニーズがあるのか」「どのエリアで活動するのが当社に合っているのか」といった点を見極めています。

 

長谷川様

ポスターを渡している様子

今期の売り上げ!

 

2025年3月期 第1四半期の業績は増収減益となりました。年初めに全国配送の新規のお客様との取引が始まり、その立ち上げ費用がかかったことが主な要因です。今後は、オペレーションの改善にともなう利益向上を見込んでいます。

投資ポイント

 

提供:東陽倉庫(株)

安定した配当と業績に応じた配当を出しております
また、今年から株主優待も実施しました!

 

不動産事業について

不動産事業は、物流事業に比べて業績の変動が少なく、かつ安定していることから、会社全体の安定した業績を下支えしています!

今後の展望

 

DX化や機械化などを進め、生産性の向上に取り組んでいきます!また、物流と不動産という2つの柱を軸に、さらに新しいことに取り組んでいきたいです!

提供:東陽倉庫(株)

執行役員 総務部長 長谷川裕之様よりメッセージ

東陽倉庫(株)のIRページはコチラ
 

以上、東陽倉庫株式会社(銘柄コード:9306)の取材報告でした!

 

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レポーター:名古屋大学 2年 稲葉琉斗
2024年問題の影響を大きく受ける物流業界の会社ですが、その中でDX化、省人、省エネに取り組み、さらなる発展が楽しみです。
今後全国、世界へと広がっていく東陽倉庫の物流に注目していきたいです!

 

レポーター:名古屋大学 2年 渡邉 康介
 お客様との長年の信頼関係を基盤とした長く太く安定したビジネスモデルでありながら、技術の発展に伴い次々と需要が出てくるコア事業のマーケティング戦略の凄さに圧倒されました。また、コア事業とDX支援などの新規事業との相互作用により、まだまだ成長し続ける会社だと感じました。初めての取材でしたがとても楽しかったです。ありがとうございました。

レポーター:金城学院大学 2年 五十川瑠奈 
人材不足の観点から、今後存続していくためには人材育成や機械化などを行い効率化を図っていく必要があると仰っていて勉強になりました。東陽倉庫様は特化している商品がなく史上の景気に影響されにくいため、安定した経営に繋がっているのだと思いました。

レポーター:名古屋大学 1年 岩瀬陽来 
東陽倉庫様を本日取材させていただきました。以前取材した時にはコロナ禍の対策としての戦略をお聞きできたことを聞いていました。このこと対して今回は、2024年問題などの物流における課題に対して、新しいことを導入して対策し業界の最先端であり続けていると感じました。また、東南アジアへの拡大から他のアジア圏への拡大へともっと海外進出も進んでいく戦略にはとても期待していきたいと感じました。

取材協力:東陽倉庫株式会社
取材レポーター:片野源也(名城大学 3年)
        稲葉琉斗(名古屋大学 2年)
        五十川瑠奈(金城学院大学 2年)
        渡邉 康介(名古屋大学 2年)
        岩瀬陽来 (名古屋大学 2年
取材記事担当 :片野源也(名城大学 3年)
取材SNS担当 :片野源也(名城大学 3年)
当ホームページは株のトラ®独自の見解が含まれており、特定銘柄の推奨や株価の上昇または下落を示唆するものではありません、最終判断はご自身にて行って下さい。
本記事の内容の著作権は株のトラ®に帰属します。

企画・構成・撮影:株のトラ®

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