(株)pluszero【5132】

提供:(株)pluszero

取材日:2024年12月27日

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①現場適用AEI技術が切り開く未来
②pluszeroが描く次世代産業の形
③多様な人材と独自技術で挑む!pluszeroの成長戦略

株式会社pluszero
取締役副社長 CIO / 博士(情報理工学)永田基樹様
他学生メンバー(後述)

業種 情報・通信業
本社所在地 東京都世田谷区北沢 2-6-10 仙田ビル
市場区分 東証グロ-ス
銘柄コード 5132
現在価格 こちら
藤山
藤山

今回の取材記事担当は大阪国際大学2年 藤山友汰です。よろしくお願いします!

どんな会社?

AIやIT技術を活用して企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する企業です!プロジェクト型で案件に応じカスタマイズされたサービス提供、仮想人材派遣サービスやコールセンターのAI化、製造業の設計作業やチェック作業のAIでの効率化など多岐にわたります!

藤山
藤山

AI分野について、「海外の方が進んでいる」というイメージがあるんですが、このAIについて教えていただけますか?

そうですね。今、AIのベースになっているLLM(大規模言語モデル)の開発に関しては、やっぱり海外の方が圧倒的に進んでいますね。ただ、一方で、実際に現場で活用していくAIの開発に関しては、日本全体で十分戦えると思っています!

永田様
永田様
藤山
藤山

なるほど。現場に適応した実務的なAIを作る会社ということなんですね。

はい、そうです。日本は、国民性としてAIやロボットに対する抵抗感が少ないところが有利かもしれません。例えば、ドラえもんとか鉄腕アトムとか、昔からそういったものに親しんでいますよね!

永田様
永田様
藤山
藤山

確かに、それは面白いですね。海外ではあまり見られない文化かもしれませんね。

そうなんですよ。それに加えて、日本は著作権の規制が海外と比べると比較的緩い部分もあって、機械学習の研究や開発が進めやすいという利点があります。あと、日本は製造業が強いですから、現場のノウハウが豊富にある。そういう環境を活かして機械学習を進められるので、現場適応の分野では日本が十分に勝負できると思っています。

永田様
永田様

pluszeroの強みとは?

pluszero独自の技術

AEI技術とは、いわば人間の脳のように柔軟に対応し、高精度な結果を生み出すAI技術です!

このAEI技術の強みとして「信頼性」と「現場適の細かさ」という2つの点がポイントだそうです!

藤山
藤山

AEI技術について、詳しく教えてください!

AEI技術というのは、機械学習ベースの直感的な部分と、ルールベースの論理的な部分を掛け合わせたような技術です。

永田様
永田様
藤山
藤山

AEI技術の優位性はどんなところにあるんですか?

まず1つ目のポイントは信頼性です。

永田様
永田様
藤山
藤山

なるほど。

既存のAIは機械学習ベースで、直感的な回答を出す仕組みになっています。ただ、その分、どうしても変なことを言ってしまうリスクがあります。でも、AEI技術の場合は、そこにルールベースの部分を組み合わせることで、変なことを言わないようにしつつ、柔軟な対応もできる仕組みになっています。

永田様
永田様
藤山
藤山

信頼性が強みなんですね。

そうです。信頼性は突き詰めるとどれだけ「業務上大きな問題を引き起こしうる致命的な間違い」を避けられるか、ということです。いくら精度が高くても、たまにものすごく悪い結果が出てしまうと、産業への適用は難しくなってしまいますよね。

永田様
永田様
藤山
藤山

確かにそうですね。

2つ目のポイント、現場適の細かさについて。

語句:RAG (Retrieval-Augmented Generation)

外部データベースや検索エンジンを利用して、情報を取得。その情報から回答を生成する技術。

LLMのAIの工夫として、RAGと呼ばれるものがありますが、現場適用するとなった時にそれでは全てを解決できません。ところがAEI技術であればルールベースと組み合わせるので、その問題がなくなるということです。なので、さまざまな分野に適用することができます。

永田様
永田様
藤山
藤山

なるほど、他のAI技術に比べてみても、現場適用がしやすくかつ細かい部分までAEI技術で扱うことができるということなんですね。凄さがよくわかりました。

現場での一人当たり生産性が高くなるものを作っていきます!

永田様
永田様
pluszeroのプロジェクトの事例を紹介!

企画から大体1年ちょっとでリリースした例がありまして、企画も含めて我々が一緒にやらせていただいています。

永田様
永田様
藤山
藤山

pluszeroさんが顧客から選ばれている理由はどういったところにありますか?

プロジェクト型では、要件が曖昧な状況でもどのようにAI・ITを活用すると良いかのコンサルティングから対応できる点、AIとITを含めてワンストップで作れるということで話がスムーズに進む点や、内製の開発体制による確実に仕上げることができる点を評価していただいております。

永田様
永田様
多様な専門分野を持つ人材

pluszeroの社員の約30%が東京大学出身であり、それぞれ異なる専門分野を持っているそうです。物理系、数学系、機械系、言語系、哲学系など、実に多岐にわたります。

藤山
藤山

人材に関して、pluszeroさんの強みだと思うところはどこですか?

前提として、まず技術力の高さが挙げられます。さらに、全員に共通しているのは論理的思考力です。これがあることで、物事を効率的に進められる点が大きな強みですね。

永田様
永田様
藤山
藤山

pluszeroさんで働く魅力を教えてください。

はい。まず、フルリモートで働けるうえ、残業も少ないため、とても働きやすい環境が整っています。ただし、それを支える前提として、技術力の高さや技術に対する熱意を持ったメンバーが集まっていることが重要です。また、論理的な議論を好む人が多いので、役職に関係なく「違うことは違う」ときちんと指摘し合える風通しの良い社内コミュニケーションが特徴です。

永田様
永田様

社内にポスターを貼っていただきました!

今後の展望

pluszeroは、2026年10月期の中期経営目標として、売上高27億円、営業利益13億円を掲げています。目標達成に向けて、次の3つの重点施策を推進するとしています。「コールセンター型AEIの洗練と拡販」「AIと人間の協働プラットフォームの産業適用」「生成AIを活用した製造業の設計効率化」IRにも入っている内容で、中期経営目標を達成していくために、受託の成長と合わせてこの3つをしっかりと横展開していくことが今後の目標だそうです。

学生へのメッセージ!

永田基樹様よりメッセージ

藤山
藤山

以上、株式会社pluszero(銘柄コード:5132)の取材報告でした!

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北田
北田

レポーター:甲南大学 3年 北田大夢
プラスゼロは、AIの会社は多々ある中で、東大生、完全リモートワーク、など様々な差別化をされており、今後の働き方のお手本となるような姿が沢山見られました。今後のプラスゼロの進展が楽しみです。

レポーター:甲南大学 3年 平川湧斗
AIと人が仕事を取り合うのではなく、協力し合う社会がもう来ているのだなと実感しました。AIを人材として扱う新発想で日本の人材不足に貢献するプラスゼロの今後が楽しみです。

レポーター:大阪大学 3年 佐々木大成
AI技術は、今後さらに発展していく分野だと思われるので、プラスゼロさんのAEI技術がさらに社会に求められるものになるだろうと感じました。AIの技術者が求められる中、学生がAIに興味を持つきっかけを得る体験をすることが、大事だと思いました。

伊藤
伊藤

レポーター:立命館大学 2年 伊藤悠真
プラスゼロは、これまでにない新たなAI技術である「AEI」を開発している企業だと知りました。日本が抱える人口減少という大きな課題に対して、有効な解決策を生み出し、人の可能性をさらに広げてくれそうです。まさに、今後日本を支える大きな存在になりうる企業だと感じました。今後の展開がとても楽しみです。

藤山
藤山

レポーター:大阪国際大学 2年 藤山友汰
プラスゼロは、日本の社会課題に真摯に向き合っている企業だと感じました。人口減少による人手不足という深刻な問題に対し、生産性向上を目指したAEI技術の取り組みは非常に興味深いものです。今後、この技術がどのように産業へと発展していくのか、期待が高まります。

取材協力:株式会社pluszero
取材レポーター:北田大夢(甲南大学 3年)
        平川湧斗(甲南大学 3年)
        佐々木大成(大阪大学 3年)
        伊藤悠真(立命館大学 2年)
        藤山友汰(大阪国際大学 2年)
取材記事担当 :藤山友汰(大阪国際大学 2年)
取材SNS担当 :片野源也(名城大学 3年)
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本記事の内容の著作権は株のトラ®に帰属します。

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