提供:(株)ブラス
取材日:2024年5月16日
①ブラスが提供する最高の結婚式とは…
②口コミで獲得する新規顧客
③顧客心理に適応した店舗拡大!
ミエルココン
提供:(株)ブラス
「それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を創る」を理念に結婚式場の運営をしています。普通の結婚式とは違い一軒家を完全貸切にし、お客様の理想を叶えるための結婚式場の運営をしています。
最高の結婚式とはどのようなものでしょうか?
新郎新婦、ゲスト、家族、誰からの視点でも楽しかったと思っていただけるような最高の結婚式を目指しています。
江端様
結婚式場を見学させていただきました!
一般的な結婚式場では、打ち合わせから結婚式まで複数人の担当者が関わります。一方、ブラスでは一人のウエディングプランナーが新規接客から打ち合わせ、結婚式当日のアテンドを一貫して担当します。そのため、一度しかない晴れ舞台を信頼のおけるプランナーに安心して相談し、任せていただけるという特徴があります。
ブルーグレース大阪
提供:(株)ブラス
安心して任せていただけるためにお客様との信頼を大切にしています。結婚式の打ち合わせは通常4回ほどですが、ブラスでは回数制限を設けず、お客様に合わせて行い、会場の装飾や料理の食材、提供タイミングなど細かなところまでお客様の要望に合わせた式を実現するためにヒアリングを行っています。
江端様
このようなヒアリングをすることにより、お客様の「あれもやればよかった」という後悔を無くすことができるんですね!
結婚式はリピートの生まれにくい事業ですが、ブラスでは新規顧客の獲得方法として口コミや紹介も重視しています。そのため、1組1組のお客様の満足度を最大限に上げることがとても重要です。
口コミを広げていくための工夫はどのようなことを行っていますか?
いい結婚式を創り続けること。その上で、挙式済みの新郎新婦を毎年無料で招待し、記念撮影を行うイベント(夏祭り)もしています。こうすることで一つの結婚式場が長く人気であり続けることができ、それを見たご友人などの口コミにも繋がります。
南様
取材の様子
口コミから新規顧客獲得までの工夫とは
口コミで広がり、新たに結婚式をあげたいというお客様がたくさんいます。そのため今後も多くの最高の結婚式を挙げるため、新規店舗の拡大を予定しています。
現状東海エリアを中心に拡大していますが、全国的な拡大は考えていらっしゃいますか?
現在、東海はもちろん、関西や関東エリアにも積極的に新規出店を進めています。全国にブラスの結婚式を届けていきたいです。また、ドミナント戦略のため、例えば、ご友人と同じ結婚式場は避けたいというお客様に対して、近くのブラスの結婚式場を紹介することができるというメリットもあります。
江端様
それぞれの地域での店舗拡大と結婚式の満足度が成長の鍵となっていますね!
特定の地域に集中して出店すること。ブラスの結婚式場の口コミや列席経験が、その他のブラスが運営する結婚式場の宣伝に繋がります。
結婚式を挙げる人が減っているという話を聞きますが、それに対する対策はありますか?
現在、結婚をする人のうち約半数が結婚式を挙げていないので、ブラスでは1組1組の結婚式の満足度を挙げることで、口コミによりこの割合を増やせるように努めています!
江端様
結婚する人も減少していますが、その対策はどのように考えていますか?
現在、ブラスの業界シェア率は約1.1%なので、まずは既存の結婚式を挙げたいニーズをつかみ、シェア率を上げることに集中しています。
南様
時代や状況に合わせながら、これからも「いい結婚式」を追求し続けていきます。そして、継続的に新規出店を進め、ブラスの創る結婚式を日本中に届けてまいります。
以上、株式会社ブラス(銘柄コード:2424)の取材報告でした!
レポーター:名城大学 3年 岡凌央
取材させていただき、ブラスの結婚式に対する考え方に感銘を受けました。1式場では1日に2ペアまでしか式を上げないことや、打ち合わせを他の企業より数倍行うなど利益よりも真摯にお客様に向き合う姿勢を知ることができました。「それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を創る」という経営理念は本当に素晴らしいと思います。毎年、新しい式場を作りエリアを広げているとの事ですので今後のプラスに注目です!
レポーター:甲南大学 3年 北田大夢
ブラス様は最高級の結婚式場を目指すためにたくさんの施策をしています。思い出に残るような商品、価値、年に1度の写真撮影、その際の飲食店ブースを無料体験して楽しめるような活動もしています。このような活動でブラスのことを思い出してもらい紹介が広がるのではないかと思いました。お客様に最高なサービスを提供するために一切、派遣社員を使わずに安定したサービスの担保をしていたり、全ての従業員限定に社長の思い、考え共有してもらえるようにしたYouTube動画の共有などをしています。その結果社長の思いを社員にも伝えることができると思います。結婚式場のイメージを崩さず、ウエディング業界を盛り上げて、従業員を大事にすることで辞めない会社を作り出すことをしており今後の展望が楽しみです。
レポーター:甲南大学 3年 平川湧斗
取材を通して、「最高の結婚式を創る」という社長の徹底したこだわりが、あらゆる面で体現されているなと感じました。完全貸切ゲストハウスなどのブラススタイルをはじめ、式場が空いている日でも、イベントの開催よりも会場のメンテナンスを優先する、などの取り組みをされているそうです。それだけでなく、社長自ら社内用ブログを書かれていたり、社長自ら決算報告をする動画を公開されていたりと、社内外を問わず企業理念が浸透する取り組みをされています。永く愛される企業さんだなと感じ、今後の活動にも注目したくなりました。
レポーター:名古屋大学 2年 稲葉龍斗
ブライダルと聞いて、最初はビジネス的な視点で市場規模や式がない日の会場の活用法などばかり気になっていました。しかしブラスさんの取材を終えて、1番大事なのは「お客様のために」を第1に考えることなんだなと改めて教えてもらった気がします!素敵なお時間をありがとうございました!
取材協力:株式会社ブラス
取材レポーター:箕浦琢真(名城大学 2年)
岡凌央(名城大学 3年)
北田大夢(甲南大学 3年)
平川湧斗(甲南大学 3年)
稲葉龍斗(名古屋大学 2年)
取材記事担当 :箕浦琢真(名城大学 2年)
取材SNS担当 :片野源也(名城大学 3年)
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