取材日:2024年6月17日
①データで紡ぐ未来-ODKソリューションズの挑戦と革新!
②データ革命 – 多様なソリューションで描く未来とは?
③持続可能な未来へ – 社会貢献と次世代への挑戦って?
株式会社ODKソリューションズ
経営戦略室 ゼネラルマネージャ― 田中正信様(右から2番目)
経営戦略室 チーフ 岡田創吉様(左から2番目)
他学生メンバー(後述)
今回の取材記事担当は大阪国際大学2年 藤山友汰です。よろしくお願いします!
東証スタンダード市場上場の株式会社ODKソリューションズ(銘柄コード:3839)に取材させて頂きました!
ODKソリューションズのビジョンは「データに、物語を。」です。これは、データを通じて人々の人生をより良い方向に導くことを目指しています。データを活用して新しい価値を創造し、未来を切り開くことを目指しています。
教育、金融分野でのデータソリューションを通じて、新しい価値を創造しています。
岡田様
具体的にどのような取り組みをされているのでしょうか!楽しみです!
ODKソリューションズは、教育、金融分野において幅広いデータソリューションを提供しています。代表的なサービスには、大学受験ポータルサイト「UCARO®」、「SAKIX(サキガケ)シリーズ」などがあります!
幅広い分野で多様なサービスを提供しているのですね!各サービスの具体的な特徴はどんなものですか?
「UCARO®」は、大学入試の出願から入学手続きまであらゆる入試業務を支援しています!さらに、「SAKIX(サキガケ)」は、証券総合システムを中心に不公正売買監視、IFA事業者の取次、マイナンバー管理など様々な角度で金融機関をサポートしています!
岡田様
紙ベースでの大学受験申請では、記入ミスがある場合、申請書を再度受験者の家に送り返して再記入してもらう必要があります。しかし、UCARO®を活用してデータ化することで、この手間を省くことができます。 データ入力システムを使用すると、必要な情報が自動的に表示され、不足している部分をすぐに補完できます。このシステムにより、チェックにかかる工数を大幅に削減でき、効率的な受験手続きが実現します。
現在、ODKソリューションズはデータビジネスに注力しています。教育、金融、の各分野での需要が増加しており、特にデータの正確性とセキュリティが求められています。当社はその技術力で市場の信頼を得ています。
田中様
AIの普及を考えると今後ますます、データビジネスは拡大していきそうです!
しかし、データの管理には様々なリスクを抱えます!
どのような対策をしているのでしょうか!
データの正確性とセキュリティをどのように確保していますか?
当社では、情報漏洩等のIT事故を未然に防止するため、ハードや技術面だけでなく組織的な運用を含めたセキュリティマネジメントシステムに取組んでいます。
情報セキュリティマネジメントシステムに関しては、国際認証規格制度である「ISO/IEC27001」及びクラウドサービスに関する情報セキュリティ管理策のガイドライン規格である「ISO/IEC27017」登録事業者の認証を取得しております。
また、個人情報保護に関しては、一般財団法人日本情報経済社会推進協会認定の「プライバシーマーク」を取得し、その信頼性を確保しています。
田中様
セキュリティ対策がしっかりしていることで、顧客も安心ですね。確かにここまで管理が徹底されているとODKソリューションズの強みが際立ちます!
情報セキュリティに多額の投資を行い、厳格な対策を講じています。
耐震構造や温度管理を厳重に行い、物理的なハッキング対策として外部記憶媒体の使用を禁止しています。
また、社内システムのアクセス制限やログ管理も徹底しています。
取材の様子
競合企業との戦い
ODKソリューションズの競合企業は、各分野で多岐にわたります。教育分野では出願システムの提供企業、金融分野では証券システムを提供する企業が挙げられます。競争が激しい中、ODKソリューションズは高い技術力と信頼性で競争優位を保っています。
安定した経営であることを感じますが、どのように考えていますか?
優位性のもとODKソリューションズは、安定した財務基盤を持ち、17年間連続で安定配当を行っています。
田中様
株主還元の姿勢が高く評価されており、安定した経営が特徴ですね!
CSR活動にも積極的に取り組んでいます。Web出願システムの提供により、紙の使用を大幅に削減し、環境保護に貢献しています。また、データのセキュリティ対策にも注力し、社会の安全を守っています。
田中様
DX化推進の流れもある中で持続可能な社会の実現に向けた取り組みが素晴らしいと評価されているのですね!
社内にポスターを貼っていただきました!
Web3.0時代に向けたデータビジネスの拡大を目指しています。個人のデータが価値を持つ未来を見据え、新たなビジネスモデルを構築しています。特に、学生の経験をNFT化し、デジタル資産として活用する取り組みを始めています。
未来を見据えた革新的な取り組みですね。非常に興味深いです。
学生の体験実績をNFT化して信頼性の高いデータとして記録し、就職活動で企業が確認・活用できる。このようなことができるようになります。
いわゆる学チカというものの証明が一生担保されるということかもしれません!
さらに、データ分析技術の高度化に注力しています。教育、金融分野での新たな価値創造のために、研究開発を進めています。具体的には、AI技術を活用したデータ分析に力を入れています。最先端の技術開発に今後も目を離せません。
Web3.0時代に膨大なデータとその分析が行われるようになれば新たなビジネスチャンスも生まれるかもしれませんね!
今後の成長が楽しみな企業でした!
以上、株式会社ODKソリューションズ(銘柄コード:3839)の取材報告でした!
レポーター:甲南大学 3年 北田大夢
ODKさんは教育事業で高校生と接点を持ち続けており、大学生になっても何かしらの形で接点を持ち続け、人生のサポートができないかと常に考えていました。ODKとして何ができるかを常に模索していたののがとても印象的でした。1つのデータや接点から、多角化するためには市場に求められていることを始めることが重要であると学びました。今後の事業展開が楽しみです。
レポーター:甲南大学 3年 平川湧斗
自分が受験生時代に使っていたサイトの運営会社へ、取材に行くことができ、とても光栄でした。
取材を通して、データビジネスの担う役割が今後さらに大きくなっていくのだろうなと感じました。
これから様々な分野で蓄積してきたデータを武器に活躍されるODKさんの今後が楽しみです!
取材協力:株式会社ODKソリューションズ
取材レポーター:北田大夢(甲南大学 3年)
平川湧斗(甲南大学 3年)
取材記事担当 :藤山友汰(大阪国際大学 2年)
取材SNS担当 :片野源也(名城大学 3年)
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