提供：ゼビオホールディングス(株)
取材日：2025年9月19日
① どんな会社？
② ゼビオの歴史
③ 皆の健康と幸せを支えるためのナビゲート
ゼビオホールディングス株式会社
副社長執行役員 中村 考昭 様(左から１番目)
コーポレート室 河田 透佳 様
他学生メンバー (後述)
| 業種 | 小売業 |
| 本社所在地 | 福島県郡山市朝日3丁目7番35号 |
| 市場区分 | 東証プライム |
| 銘柄コード | 8281 |
| 現在価格 | こちら |
今回の取材記事担当は甲南大学 2年 中村里菜です。よろしくお願いします！
こちらこそよろしくおねがいします！
ゼビオホールディングス株式会社（以下、ゼビオ）は、福島県郡山市に本社を置く純粋持株会社です。『スーパースポーツゼビオ』『ヴィクトリア』『ゴルフパートナー』などのスポーツ用品店を中心に、国内外で887店舗を展開しています。
競技スポーツからアウトドア、ライフスタイル分野まで幅広い商品とサービスを提供し、地域密着型の店舗運営と全国規模のネットワークを強みに、多様なライフスタイルに寄り添った提案を行っています。
提供：ゼビオホールディングス株式会社
また、スポーツ施設の運営、スポーツチームの支援、デジタルマーケティングなど多角的な事業展開を進めています。
なるほど、たくさんの事業を進めていらっしゃるのですね。
そうなんです。事業内容としましては、大きく5つの領域に分かれています。
①スポーツ小売業
地域特性やお客様の多様なニーズに応じた店舗運営を通じて、スポーツを身近に感じられる、健康的充実した暮らしの実現を目指し、日本全国および海外で事業を展開しています。『スーパースポーツゼビオ』が 代表的な業態です。
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②専門店事業
ゴルフ、アウトドア、カジュアルファッション、雑貨など、多様な分野の専門店を展開しています。
各分野に特化した商品ラインアップと専門知識を持つスタッフによる提案を通じて、お客様一人ひとりのニーズに寄り添った価値提供を行っています。
③EC事業
店頭在庫との連携やアプリの活用を通じて、リアルとデジタルを融合した新たな顧客接点の拡大を目指しています。
提供：ゼビオホールディングス株式会社
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④保険、カード事業
スポーツに関わるリスクに備える保険商品や、グループ共通で利用できるポイント機能付きカードを提供しています。
⑤スポーツ振興事業
競技大会やイベントの開催支援、プロスポーツチームの経営や運営をサポートし、地域との連携を通じてスポーツの普及や人材育成に取り組んでいます。
提供：ゼビオホールディングス株式会社
企業理念
公正な競争原理のもと、良質な人材、資金、組織を作り「お客様第一主義」にもとづいた事業活動を通じて、社会貢献を果たしていくこと
ゼビオの理念
これら5つの活動などをする上で、どんなことを大切にしているのでしょうか？
お客様第一の心をもつことと、スポーツを通じて感動と価値を届けることです！地域に根ざした店舗づくりや一人ひとりに合った商品・サービスを提供しています。
なるほど！それがゼビオさんの大切にしている”理念”なのですね
”総合スポーツ”以外の３つの事業
メインの総合スポーツ用品店以外のゴルフ専門店やアウトドア製品、ファッション分野などの②について、詳しく説明します！
アウトドアではどんなものをやっているか知りたいです！！
①ゴルフ
ゴルフ専門店＝ゼビオの看板事業。「ヴィクトリアゴルフ」のブランドもあり、ゴルフファンからの熱い支持も！
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②ファッション
スポーツウェアやスニーカーなど、日常着でも人気に！
提供：ゼビオホールディングス株式会社
専門的にある分野に特化した主な店舗は以上二つです！さらに、スポーツメガネやサングラスを展開する「X’tyle Vision」や、トータルコンディショニングショップ「Xiasis」、雑貨ブランド「パステル」など、多様な事業も展開しています。
私もキャンプ製品買いたいです！！
数多くの製品を取り揃えていますので、ぜひお越しください笑
ありがとうございます！めっちゃ行かせていただきます！！
スポーツ小売の分野で長く実績を積まれてきたゼビオさんですが、どのような歩みを経て今に至ったのでしょうか。
ゼビオは創業時、紳士服の販売を手がけていましたが、時代の変化とともにスポーツ分野へと事業を広げていきました。 全国の体育や部活動の現場に寄り添い、競技スポーツを軸に「現場を支える」ことを大切にしてきました。 今後も、地域に寄り添いたいという想いを胸に、さらなる成長を目指しています。
え？！最初は服屋さんだったんですね
服以外にも雑貨など様々な製品を売っておりました。以下にゼビオの歴史についてご説明します！
ありがとうございます！よろしくお願いいたします！
ゼビオのはじまり
日本の大手スポーツ小売企業であるゼビオホールディングスは1962年福島県いわき市で紳士服を売っていたことから始まりました。その後、紳士服、スーツ、カジュアルな服など今に至るまでに色んな服を販売しています。
そして1979年、福島市にファッション＆スポーツをテーマにした大型店舗を設立したことで、スポーツ小売企業としての歩みが始まりました。
福島県が発祥の地だったんですね！！
スーパースポーツゼビオは皆の健康と幸せを支えることをモットーにしています。そのためにお客様に直接かかわる仕事をしている、ナビゲーターさんの研修に力を入れています。
ナビゲーターさんの研修というのは、具体的にどんなことを重視されているのですかー？
ゼビオではお客様が製品を選ぶ際にサポートをする人のことを、スタッフ、販売員ではなくナビゲーターと呼んでいます！彼らの研修をより大切にすることで、お客様に寄り添いながら製品選びをサポートする手助けをしています。
お客様と直接接点のある方々に焦点を当てているのですね。流石です！
スタッフと呼ばない、ナビゲーターだ！！
ナビゲーターさんが、お客様に寄り添ったサポートをする際のポイントについてお話しします！
ありがとうございます！よろしくお願いいたします！！
研修のポイント
①研修＋技術
現在、お客様の要望に合わせた製品を作る技術も発展してきているため、これらの技術とナビゲーターの育成に力を入れています！
→足のサイズも0.何ミリ単位まで測れます！！
②ナビゲーターさんの育成
メーカーさんに指導員として来ていただき、研修を行っています。
③その人のプレースタイルに寄り添ったスポーツ用品を作る
研修、技術を駆使してその人の技術レベルやプレイスタイルに合わせた製品を提供していきます。
→その人の技術レベル、天然芝か人工芝か、ファーストかセカンドか、バットの種類の違いなどにも寄り添い製品を提供します！
やりたいこと、健康、スポーツ好きのひとの望みをかなえるところに焦点を当て、ひたむきにサポートをされていることがうかがえます。
社内にポスターを貼っていただきました！
今後の展望を教えてください！
スポーツには勝ち負けや順位を決めたり、プロ選手として活躍することを目指すような一面もありますが、それ以上にゼビオは皆が健康に生き、スポーツを通して幸せを実感するサポートをしたいと考えています。
なるほどです！健康はすべての人にとって身近なことですね。
健康への意識が世界的に高まるなか、私たちはスポーツを通じて、人々の健康で豊かな暮らしの実現を目指しています。これからもスポーツの持つ力を信じて、地域や社会に貢献していきたいと思います。
世界中の皆の健康と幸せを願っているなんてステキです…！
私も120歳まで生きたいからサポートしてもらいたいー！
私たち学生に伝えたいことを教えてください！
私たちはスポーツで世界に羽ばたく人をサポートをするためだけの企業ではなく、良い経験、価値をより多くの人に提供することを目標にしています。AI化が進む時代により少なくはなってきましたが、身一つで動くという経験をより多くの人にしてもらいたいです。
時代に合わせつつ、すべての人に関わることなのですね。より近い存在として感じられます。
私たちは皆さまの生活に寄り添う存在でありたいと考えています。今後もより多くの方々に関心をもっていただけたら嬉しいです。
たしかに部活動で得た思い出は一生もんですし、動いたあとは幸せな気持ちになりますね！！取材させていただきありがとうございます。
以上、ゼビオホールディングス株式会社（銘柄コード：8281）の取材報告でした！
レポーター：甲南大学 4年 北田大夢
ゼビオさんは小学生の頃から親しんできた業界大手であり、独自の社員育成やスポーツ関連事業を展開されている点が印象的です。今後もさらなる成長が期待できる企業だと感じました。
レポーター：名古屋大学 3年 稲葉琉斗
ゼビオさんは元々スーツ屋から始まったこともあり、歴史を知れば知るほど面白かったです。時代の波に乗って今後も成長していくだろうと感じました！
レポーター：甲南大学 ２年 中村里菜
今回取材、記事を通してよりゼビオホールディングス様の顧客との向き合い方や理念を学ばせていただきました。スポーツとしてだけでなく人々の健康と幸せを支えることにつながっていると実感しました。
レポーター：神戸電子専門学校 2年 木村帆天
ゼビオさんはスポーツ用品販売にとどまらず、スポーツを文化として広げ地域を豊かにする姿勢を強く感じました。DXや多角化による柔軟な取り組み、そして社員の方々の情熱に触れ、社会に価値を生み出すことの重要性を学びました。
取材協力：ゼビオホールディングス株式会社
取材レポーター：北田大夢（甲南大学 3年）
稲葉琉斗(名古屋大学 3年)
中村里菜(甲南大学 2年)
木村帆天（神戸電子専門学校 2年）
取材記事担当 ：中村里菜（甲南大学 2年）
取材SNS担当 ：木村帆天（神戸電子専門学校 2年）
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