営業利益率について

今回はプロトコーポレーションの取材で気になった、営業利益率について調べました。

営業利益率とは

売上高利益率(営業利益率)とは、売上高に対する利益の割合を言い、企業の収益性を計る尺度です。分子の利益に何を用いるかによって、売上高営業利益率、売上高経常利益率などと呼ばれています。営業利益は企業本来の営業活動から得た利益であり、売上高営業利益率が高い場合、本業の営業活動における企業収益力が高いと言えます

引用:財務省 売上高営業利益率

コマースの営業利益率

提供:(株)プロトコーポレーション

プラットフォームの営業利益率は約30%と非常に高いです!基本的に営業利益率が10%を超えると超優良企業と呼ばれます!
それに対してコマースの営業利益率は非常に低いものとなっています。このように、同じ企業でも事業によって営業利益率は大きく異なります。

提供:(株)プロトコーポレーション

そんな中でも営業利益率の低いコマースを続ける理由を聞きました! その理由は、海外への中古車輸出などで違う販路の獲得を行えることと、自動車販売・整備業の経営をトータルサポートしたいという思いが込められていました! 今後の可能性を広げるためにこのような事業に力を入れているのですね!

最後に

このように、数値上では営業利益率の低い事業であっても新たな客層の発掘や企業の理念の一貫性などで大きな強みになっています!皆さんも1部門のデータを数値だけで見るのではなく、会社全体で分析することで新たな発見ができるのではないでしょうか?

今回取材に行かせていただくことによって、単なる数字やデータではわからないことを知ることができました!また、それぞれの事業には企業の強い思いがあることを再認識できました!

引用:財務省 japan02_04.pdf (mof.go.jp)

レポーター:名城大学3年 岡凌央

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