今回はジャパンティッシュエンジニアリングの取材で気になった、自家培養表皮について調べました。
自家培養表皮とは
自家培養表皮とは、患者自身から採取した皮膚細胞を培養し、その細胞を増殖させて皮膚組織を再生する方法です。 これは、火傷や皮膚損傷などで皮膚の一部が欠損した場合に、移植や再建手術の代替手段として使用されます。
自家培養表皮ジェイスとメラノサイト含有自家培養表皮の違いって?
J-TECが開発している物の中には、自家培養表皮ジェイスとメラノサイト含有自家培養表皮があります。自家培養表皮ジェイスは、上記の説明のように火傷など皮膚組織を再生する一般的な使われ方をしています。それに対して、メラノサイト含有自家培養表皮は非外科的治療が無効又は適応とならない白斑の患部に対して、表皮層を薄く削った後に移植します。本品の移植によりメラノサイトが供給され、色素を再生することを目的とされています。 このように、自家培養表皮ジェイスとメラノサイト含自家培養表皮では対象となる傷病が全く異なります。
最後に
一見同じような物に見えてもその使われ方や意図は全く違いますね!!
再生医療は今とても注目されている分野なので今後の展開がとても楽しみです!
引用:ジャパンティッシュエンジニアリング メラノサイト含有自家培養表皮 | 株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング(J-TEC) (jpte.co.jp)
レポーター:名城大学3年 箕浦琢磨