提供:(株)スタメン
取材日:2024年11月14日
①注目の急成長スタートアップ!
②組織の力×テクノロジー
③社内が輝く スタメン文化!
取材時に社内を案内して頂きました!
提供:(株)スタメン
提供:(株)スタメン
名古屋を代表するスタートアップ企業で、企業の従業員エンゲージメント向上を支援する「TUNAG」が主力サービスです。「一人でも多くの人に感動を届け、幸せを広める」を企業理念に、「人と組織のつながり」×「テクノロジー」によって社員のパフォーマンスを最大化するための事業を展開しています
スタメンのメイン事業「TUNAG」は従業員のエンゲージメントを高めることを目的としています。「TUNAG」ではエンゲージメントを「会社と従業員」、そして「従業員同士」に相互信頼がある状態と定義しており、「会社と従業員」という縦の関係と「従業員同士」という横の関係、両方の信頼関係があることが重要だと考えています。海外では広く普及していたこの考えは日本でも人手不足により普及しはじめました。人手が足りないのなら一人のパフォーマンスを上げる必要があり、優秀な人材を雇うには社内の環境をよくする必要があります。このような背景からエンゲージメントという考えが日本でも普及しつつあります!
少子高齢化に伴う人手不足をきっかけにエンゲージメントという考えが日本にも広まってきているんだね!
「TUNAG」は従業員エンゲージメントを向上させるために開発されたプラットフォームサービスなんですね!
はい!また、プラットフォームの提供に加え、各社専任のカスタマーサクセスというスタッフが導入から運用まで支援します!豊富な機能を活用し、「社内コミュニケーション活性化」「ビジョン浸透」など様々な組織の課題解決をサポートします!
組織課題解決の一例をご紹介!!
提供:(株)スタメン
それでは「TUNAG」事業の詳細に迫っていきましょう!
TUNAG事業の発足にはどのような背景があったのでしょうか?
スタメンの創業メンバー三人全員が経営の経験を持っており、組織づくりにおいて社員のエンゲージメントの向上が不可欠だと、身をもって感じていたことがきっかけの一つです。それに加え日本でもエンゲージメントの考えが注目され始めてきていたため、この事業が発足しました。
現在「TUNAG」事業が好調の理由はどこにあるとお考えでしょうか?
ユーザー数増加の背景として、労働組合向け「TUNAG for UNION」、物流企業向けの「TUNAG for LOGISITICS」が好調であること、人的資本経営や働き方の多様化など社会全体の意識が変わってきていることがあげられます。2020年には政府から人材版伊藤レポートが発表され、人的資本経営の重要性は増すばかりです。
「TUNAG」アプリのアップデートやヒアリングはどのくらいの頻度で行っているのでしょうか?
日々改善や新機能の追加を進めています。お客様からの要望は主にカスタマーサクセスがヒアリングを行っており、プロダクトの部門と連携してより使いやすくなるように改善活動を行っています。
現在、利用企業数は1000社、利用ユーザーは100万人を突破しています!
『人材版伊藤レポート』
人材版伊藤レポートとは、2020年に日本政府が発表した報告書で、「人的資本経営」を推進するための指針を示したものです。この報告書は、企業が人材(社員)を「コスト」ではなく「資本」として考え、戦略的に投資することの重要性を提言しています。
『ノンデスクワーカー』とは??
ノンデスクワーカーとは、主にデスクでの作業ではなく現場や外部で働くことが多い方のことです。業務内容は移動や体力を伴うことが多く、デジタルツールや固定されたオフィス環境があまり利用されない場合も多いのが現状だそうです。
例:キッチンスタッフ、ホールスタッフ、レジ係、 看護師、介護士
ノンデスクワーカーとは言葉の通り、パソコンを使わず、現場での作業に従事することが多い就業者のことで、小売り、飲食、物流、製造などの業界を中心に、ノンデスクワーカーの方々は働いています。スタメンはこのノンデスクワーカー業界を現在のメインターゲットにしており、スマートフォンからでも使いやすいため、パソコンが日常的に使えない人でも利用しやすいプロダクトを開発しています。
ノンデスクワーカー市場での活用例にはどのようなものがありますか?
例えば飲食店のアルバイトでの活用例では今まで連絡網がいくつもの層になっていたものを「TUNAG」を使うことでまとめて連絡が取れるようになったり、従業員同士のコミュニケーションが取りやすくなります!
100兆円とも言われる市場規模のノンデスクワーカー市場への参入は大きな成長の転機になりそう!!
提供:(株)スタメン
スタメンが行っている事業の一つである「漏洩チェッカー」には競合他社にはない強みがあります。それが必要な機能だけを選べるという点です。他社では使える機能が決まったパッケージでしか選ぶことができず、その分価格が高くなっているのですが、スタメンの「漏洩チェッカー」は機能毎に購入するツールを選ぶことができ、一つ一つの価格は格安なため、必要な機能だけを安く使用することができます。
セキュリティーって難しいイメージがあるけど、「簡単」で「シンプル」なツールになっているよ!
NEXT:スタメンが行う画期的な風土作り
スタメンには社員のエンゲージメントを高める文化が数多くあります!!今回はそのうちのいくつかを紹介!!
①サンクスメッセージ
提供:(株)スタメン
「サンクスメッセージ」は日々の業務の中で、感謝の気持ちを伝える制度!お互いに感謝する文化を構築しています。感謝を全社員へ「可視化」することで隠れた成果を知ってもらうことにつながっています。この制度は「TUNAG」のサービスを通じて他の会社でも導入されています。
②役員食堂
提供:(株)スタメン
社内で人気なのは、「役員食堂」。社員が役員を気軽にご飯に誘える制度。役員と気軽に話すことで、社内の風通しもよくなります!
③スタメンアワード
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4か月に1回、期間中に成果を出し、組織に貢献した社員を表彰する制度。全社員の投票と経営会議での検討の双方を踏まえて選出されます。
珍しくてすごく楽しそうな制度がたくさん!このような機会が、新しい発見や挑戦のきっかけになっているのかもしれませんね!
今期のスタメンはマス広告への投資を増やし、「TUNAG」の認知度向上を目的としたテレビCMや展示会での露出を増加させています。タクシー広告も実施し、経営層へのアプローチも強化しています。
「TUNAG」の導入に関心を持ちやすい経営層にもアプローチできるように、タクシーにも広告を出しています!
スタメンでは新規事業コンテスト【スタプロ】というイベントを行っており、インターンの学生も含めた全社員がこのコンテストで自分が考えた新規事業をプレゼンすることができます。先ほど取り上げた「漏洩チェッカー」もこのコンテストから生まれた事業です。
自分のアイデアが事業として形になるってすごく嬉しいね!誰にでも新規事業のリーダーになれるチャンスがあるんだ!
スタメンのメイン事業となっているTUNAGも機能を追加していき、さらに多くの強みを持ったツールにしていきます!日本を代表する企業になるため、売り上げの向上に注力していき、高い売り上げの成長率を今後も維持します!
株式会社スタメン
広報担当 上田様からのメッセージ
以上、株式会社スタメン (銘柄コード:4019)の取材報告でした!
レポーター:名城大学 3年 片野源也
今回、2回目として、スタメン様を取材させて頂いて、マス広告への投資をしているというお話を伺い、今後さらに事業が大きくなっていくのだと感じ、スタメン様の今後に注目していきたいと思いました!
レポーター:名古屋大学 2年 稲葉琉斗
スタメンさんの自社の組織を大切にされている文化が現在の成長につながっているのだなと思いました。人材の課題が多い日本では、効率化ではなく人と人の繋がりを大切にしなければならないと学びました。
レポーター:名古屋大学 2年 渡邉康介
労働人口が減少する中、1人のパフォーマンスをあげるにはどうするか?その問いに対する答えの一つがスタメンさんが掲げているエンゲージメントをあげるということだと思います。
名古屋を代表するスタートアップ企業として、更なる成長が楽しみな企業です!!
レポーター:名古屋大学 1年 橋本侑奈
「人と組織で勝つ」という言葉が印象的でした。役員食堂という人が繋がる仕組みをはじめとた取り組みを伺う中で、「人と組織」の重要性を学びました。スタメンさんを通じて、「人と組織」が武器だと言える企業や団体が増えることを楽しみにしています!
レポーター:名城大学 1年 飯田思遠
人が企業を選ぶ時代になっている中で、エンゲージメントを重視しているスタメンさんが選ばれている理由が分かりました。また、魅力的なオフィスや社内外での取り組みなど、今後ますます成長していく企業だと感じました。
レポーター:名城大学 1年 飯田思遠
エンゲージメントについて
取材協力:株式会社スタメン
取材レポーター:片野源也 (名城大学 3年)
:稲葉琉斗 (名古屋大学 2年)
:渡邉康介 (名古屋大学 2年)
:飯田思遠 (名城大学 1年)
:橋本侑奈 (名古屋大学 1年)
取材記事担当 :渡邉康介 (名古屋大学 2年)
取材SNS担当 :稲葉琉斗 (名古屋大学 2年)
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