(株)オンデック【7360】

提供:(株)オンデック

取材日:2025年2月18日

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①M&A支援約20年。信頼獲得の秘訣は!?
②強みはコンサル品質。卓越した専門性!
③M&Aはビジネスの総合格闘技!必要なスキルとは!?

株式会社オンデック
代表取締役 久保良介様
他学生メンバー(後述)

 

業種 サービス業
本社所在地

大阪府大阪市中央区備後町3-4-1 EDGE備後町3F

市場区分 東証グロース
銘柄コード 7360
現在価格 こちら

 

佐々木
佐々木

今回の取材記事担当は大阪大学4年 佐々木大誠です。よろしくお願いします!

1.M&A支援業務を約20年。顧客の信頼を獲得できた理由とは!?
佐々木
佐々木

オンデックさんはどのような会社なんですか?

オンデックは、M&Aアドバイザリー業務を中心に、投資事業やIPO支援、コンサルティングも行っています。特に中小企業M&Aに強みを持ち、M&A業界の創成期から約20年も実績を積み重ねている数少ない企業の一つです。

久保社長
久保社長
佐々木
佐々木

20年ってすごいですね!それだけ長く続けられている理由は何ですか?

実は、M&A市場は今でこそ3,000社以上の企業が参入している市場であるものの、その大半が設立5年未満という歴史の浅い市場で、参入しても短期間で撤退するケースが少なくありません。こうした厳しい環境下で、オンデックは一貫して高品質なコンサルティングを提供することで、確固たる信頼と実績を積み上げてきました。

久保社長
久保社長

M&A業界を20年牽引し続ける、オンデックの挑戦

中小企業を中心にM&Aアドバイザリー、投資事業やコンサルティング、IPO支援などを行っている株式会社オンデックについて、最新データも使用しながらわかりやすく説明していこうと思います!

M&Aとは何か?——企業成長を支える重要な戦略手法

M&A(Mergers and Acquisitions)は、企業が成長戦略の一環として、事業拡大、新市場参入、競争力強化などを目的に、ほかの企業と統合・買収を行う手法です。代表的な手法としては、複数企業が一つに統合する合併(Merger)、企業または個人がほかの企業の株式や資産を取得して経営権を得る買収(Acquisition)、特定事業や資産をほかの企業に売却する事業譲渡、株式交換・株式移転、そして上場企業の株式を市場外で公開買付けするTOB(Take Over Bid)などがあります。

提供:(株)オンデック

圧倒的なのびしろをもつマーケットーー国内M&A市場

株式会社オンデックの2024年11月期決算資料によると、国内M&A件数は2014年の2,387件から2022年には5,985件へと増加しており、2029年には年間60,000件まで伸びる可能性も示されています。特に、中小企業では後継者問題を背景に事業承継を目的としたM&Aが増加傾向にあることから、M&A市場は今後も拡大すると見込まれています。

M&Aが後継者問題を解決する!?

超高齢化社会に突入している日本において、中小企業経営者の高齢化も例外ではありません。跡継ぎ不足で廃業を余儀なくされる経営者が多い中で、M&Aを選択する経営者が年々増加傾向にあるといえます。後継者が見つからない場合でも、M&Aを通じて他企業に事業を譲渡することで事業の存続が可能になります。これにより、従業員の雇用を守り、顧客や取引先との信頼関係を維持することが可能です。

取材の様子

2. オンデックの強みはコンサル品質。その卓越した専門性にある!

20年間にわたる業界のパイオニアとしての実績

株式会社オンデックは、創業以来、約20年間にわたり中小企業向けM&A支援を中心に活動してきました。この業界では多くの企業が参入する一方で、参入から数年で撤退する傾向も強い中、オンデックは累計成約件数316件(*)という実績を達成しています。2024年11月期の決算では、成約件数32件過去最高を更新しました。これは、長年の実績による顧客や市場からの信頼と、それらのネットワークに基づく安定的な案件の紹介が背景にあることを示しています。 *2007年12月~2024年11月

提供:(株)オンデック

高品質なコンサルティング・クオリティの追求

オンデックでは、M&Aを単なる企業間のマッチングと捉えず、企業価値を最大化するための戦略と位置づけ、人や企業文化の統合までを見据えてサポートする点が特徴です。M&A後のPMI(Post Merger Integration)も見越した上で、案件ごとに最適なストラクチャーを設計します。これにより、成約後の成長を見据えたM&Aを実現します。

信頼を裏付ける実績とネットワーク

オンデックは大阪に本社を構え、約90%(*)の案件を紹介経由で受託する強固なネットワークを誇ります。これは、同社が市場で確固たる信頼を築いている証左です。2020年に東証グロース市場に上場しており、企業としての透明性と安定性が信頼を高める要因となっています。                                                 *2024年11月30日現在

20,000以上の連携ネットワークと高い信頼性

オンデックは、公的機関・金融機関・士業など20,000以上の組織や団体との強固なネットワークを構築しています。この広範なネットワークにより、約90%の案件を紹介経由で受託しています。高い紹介比率は、顧客や提携先からの信頼性の高さを証明するものであり、顧客に対して常に質の高い支援を提供している裏付けでもあります。

社内にポスターを貼っていただきました!

継続的な人材育成とインターン制度

2024年からはインターン生の受け入れを本格化し、次世代のM&A支援人材の育成にも力を入れています。また、中途採用も積極的に行っており、早ければ1年ほどで即戦力のコンサルタントとして成長する機会が得られます。この取り組みにより、オンデックは持続可能な成長と組織力の強化を同時に実現しています。

3. M&A支援はビジネスの総合格闘技!社員に求められるスキルとは!?
佐々木
佐々木

M&Aがビジネスの総合格闘技と呼ばれる理由を教えてください

財務・税務・法務はもちろん、経営戦略や組織マネジメントなど、多面的の知識と実行力が必要とされるからです。オンデックでは、M&Aを企業成長のための企業間の統合プロセスと捉えています。M&Aの本質的な成功とは、M&A後に企業が飛躍的に成長することです。

久保社長
久保社長
佐々木
佐々木

PMIって具体的に何をするんですか?

M&A後の企業間の統合プロセスをPMIといいます。たとえば、企業文化の融合、人材配置の最適化、業務システムやプロセスの統合などが含まれます。これらをしっかりと行うことがM&A後の企業の成長を左右します。オンデックでは、M&Aの検討時に、案件ごとにオーダーメイドの戦略を立案し、M&A後の成長を見越した支援を行います。

久保社長
久保社長

M&Aの本質的な成功とは、M&A後に企業が飛躍的に成長すること

オンデックのM&A支援では、案件ごとに異なるストラクチャーの形成に重点を置いています。単なる売り手・買い手のマッチングではなく、企業ごとの事業特性、財務状況、組織文化を分析し、それぞれに沿った設計をします。これにより、M&A後の企業価値向上を見据えた戦略的なM&Aを実現できます。

PMI(統合プロセス)を見越した取り組み

M&Aが完了した後のPMI(Post Merger Integration)は、M&A後の企業成長を左右する重要なプロセスです。オンデックは、PMI成功のポイントである統合後の組織文化の融合、業務プロセスの効率化、人材配置の最適化までを見越した上で支援を行います。

4. まとめ

M&A業界におけるパイオニア
株式会社オンデックは、単なる企業のマッチングを行うだけでなく、企業同士の成長や価値向上を見据えてM&Aを支援しているのが大きな特徴です。対象企業の文化や事業の特性を深く理解し、最適な戦略を設計するほか、成約後のPMIを見越して、スムーズな統合と持続的な成長につながるサポートを提供しています。

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佐々木
佐々木

以上、株式会社オンデック(銘柄コード:7360)の取材報告でした!

北田
北田

レポーター:甲南大学 3年 北田大夢
オンデック様は、M&A業界において紹介を中心としたアポイントの取り方をされており、非常に珍しい特徴を持つ企業であると感じました。
これまでのM&Aのイメージが大きく変わるとともに、数少ない上場企業として、また今後のM&A業界を牽引される存在として、大変期待しております。

平川
平川

レポーター:甲南大学 3年 平川湧斗
仲介という形になりがちなM&A業界を、総合的な企業の成長を大切に行われる姿勢がとても印象的でした。日本に必要不可欠な存在である中小企業をM&Aや投資、コンサルの面から支えるオンデックさんの今後のさらなる成長が楽しみです。

佐々木
佐々木

レポーター:大阪大学 4年 佐々木大誠
今回取材させていただき、M&Aという分野の奥深さと社会的意義を改めて実感しました。中小企業の事業承継を支援することを通して、企業ごとの個性を生かしながら事業の拡大を支援されている姿勢が、常に信頼され続ける理由だと感じました。高いプロ意識を持ちながら仕事をされている姿に、非常に学びの多い機会となりました。

取材協力:株式会社オンデック
取材レポーター:佐々木大誠(大阪大学 4年)
        北田大夢(甲南大学 3年)
        平川湧斗(甲南大学 3年)
取材記事担当 :佐々木大誠(大阪大学 4年)
取材SNS担当 :片野源也(名城大学 3年)
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本記事の内容の著作権は株のトラ®に帰属します。

企画・構成・撮影:株のトラ®

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