
提供:(株)デンソー
取材日:2025年2月28日
①挑戦のDNA!デンソーの半導体・グローバル戦略!!
②EV時代に強いデンソーのノウハウ
③新領域!モビリティ以外でのデンソーの活躍!

株式会社デンソー
経営戦略部 M&A戦略室 アライアンス推進課 担当課長 渡邉 健 様
他学生メンバー(後述)
業種 | 輸送用機器 |
本社所在地 | 愛知県刈谷市昭和町1-1 |
市場区分 | 東証プライム 名証プレミア |
銘柄コード | 6902 |
現在価格 | こちら |

今回の取材記事担当は名古屋大学2年 渡邉康介です。よろしくお願いします!

提供:(株)デンソー
自動車部品業界の世界的リーダーであり、トヨタ系最大のサプライヤーであるデンソー。電動化・自動運転・コネクテッド技術を牽引し、最先端技術で未来のモビリティ社会を創造する企業です!!

愛知・日本を代表するtoB企業だね!

提供:(株)デンソー
デンソーには挑戦を続ける文化が根づいています。1960年代から半導体に取り組み、自動車のソフトウェア化をいち早く予測。また、トヨタ以外の海外メーカーとの協力を積極的に進めたことで、今や売上の約半分をトヨタ以外から得るまでに成長しました。こうした先見性と開拓者精神がデンソーを世界中のカーメーカーから信頼される強い企業へと押し上げたのです!!

企業の立ち上げの背景からもその当時から挑戦のDNAがあったことが伺えますね!!

提供:(株)デンソー
今や世界中で当たり前に使われているQRコード。実はこれを開発したのは、日本のデンソーなんです! 1994年にデンソーの子会社「デンソーウェーブ」が発明し、基本特許を無償で公開。その結果、QRコードは瞬く間に世界に広まり、デンソーの技術力が自動車業界の垣根を越えて世界中で知られるきっかけになりました。
使用料は取っていませんが、使用の際にデンソーの名前を記載してもらうようになっているので結果的に知名度の向上につながったのだと思います。


身近にあるQRコードをよく見るとデンソーの名前が載っていることに気づくはず!
NEXT:デンソーが担う製品の数々
デンソーといえば、誰もがその名前を知っている日本を代表する大企業ですが、実際にどんなものを製造しているか知らない人も多いのでは?そんなデンソーが手がける製品のいくつかをご紹介!!
①モビリティエレクトロニクス

提供:(株)デンソー
自動運転やコネクテッド技術を支える電子制御システムを開発。センサーやカメラをコンピューターと組み合わせて、安全性や利便性を向上させる最先端技術を提供しています。
②サーマルシステム

提供:(株)デンソー
車両のエアコンやバッテリー冷却など、温度管理技術を開発。エネルギー効率を向上させることで、快適性と環境性能を両立しています。
③パワトレインシステム

提供:(株)デンソー
エンジンやトランスミッションの効率を最大化する技術を提供。燃費向上や排出ガス削減に貢献し、さまざまな車両に最適なソリューションを提供しています。

EV車への転換が進む中で、デンソーはソフト・ハードの両面で豊富なノウハウと実績を持っています。エンジン技術から電動化へとスムーズに移行できる強みがあり、EV時代においても大きな競争力を発揮しています。

ガソリン車と比べ参入障壁が低いと考えられているEV業界でもデンソーは強い競争力を持っているんだ!!

先端技術や新事業の開拓に向けて、デンソーはスタートアップ企業との連携を10年以上も前から幅広に進めています。技術や業務の提携を通じて、スタートアップのスピード感や専門性と、デンソーのノウハウ・リソーセスを組み合わせ、より革新的な技術開発や事業開拓の実現を進めています。
スタートアップ企業ならではの「企業の色」や「強み」を融合させてもらいながら、新たな技術や事業の開発を目指しています!


デンソーといえば車の部品メーカーというイメージがありますが、実は農業分野にも進出しています。エアコン技術や生産関連の技術を応用し、農業機器や環境制御システムを開発。さらにM&A(企業買収・合併)を活用し、モビリティ以外の分野でも成長を加速させています。

デンソーが車以外の分野にも参入してることに驚きました!!
モノづくりの企業として「環境・安心」の理念実現に向けて様々なモノに挑戦しています!

モビリティ製品と、それらの土台となる半導体やソフトウェア、更には農業など様々な分野で活躍するデンソーという企業が、それらの大きな市場の中でどう動いていくべきかを常に考え続け、日本産業、社会全体に貢献し続けられる企業を目指していきたいです!!


株式会社デンソー
経営戦略部 M&A戦略室 アライアンス推進課 担当課長 渡邉 健 様からのメッセージ

以上、株式会社デンソー (銘柄コード:6902)の取材報告でした!

レポーター:名城大学 3年 片野源也
自動車産業において、非常に重要な技術を持っているデンソー様が、変革期となる現在においても広い視野で事業を行われていることをとても感じました!今後も、自動車のあり方が変化していく中でデンソー様がどのような視点で経営をされていくのかが楽しみです!

レポーター:名古屋大学 2年 渡邉康介
取材の中で最も印象に残ったことが独立当初から挑戦する風土が根づいていたとおっしゃられていたところです。現代は現状維持ではめまぐるしく変化する社会について行けなくなるような時代ですが、デンソー様のような企業こそがこのような時代に新しい革新をもたらすのだなと感じました!!

レポーター:金城学院大学 2年 五十川瑠奈
デンソー様は、先を見据えて早い段階からグローバル展開やエレクトロニクス分野に注力されており、時代を先取りする企業であると感じました。また、カーメーカーをはじめとする他社とのつながりを大切にし、日本の産業や社会の発展にどのように貢献すべきかを日々考えている姿勢が伝わってきました。

レポーター:名古屋大学 1年 橋本侑奈
半導体を含めた自動車部品もシステムも総合的に自社開発できるデンソー様に感銘を受けました。空飛ぶクルマが実現されるかもしれないとのことです。今後もご活躍を期待しています。
取材協力:株式会社デンソー
取材レポーター:片野源也 (名城大学 3年)
:渡邉康介 (名古屋大学 2年)
:五十川瑠奈 (金城学院大学 2年)
:橋本侑奈 (名古屋大学 1年)
取材記事担当 :渡邉康介 (名古屋大学 2年)
取材SNS担当 :渡邉 (名古屋大学 2年)
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企画・構成・撮影:未来金融研究部
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