今回は自社株買いについて深堀りして調べました!
自社株買いとは
自社株買いについて理解するためには株式市場の仕組みがわからないとむずかしいので株式市場の仕組みをさらっと解説します。
会社を経営するためにはたくさんのお金が必要です。会社の規模が大きくなるとより多くの資金を準備しなければなりません。
そこで、会社は株式を発行し、多くの人に買ってもらい、資金を準備します。株式を買った人たちのことを株主と言い、配当や株主優待などを受け取ることができます。
自社株買いとは、このように資金を集めるために企業が自ら発行した株式を自らの資金で市場から買い戻すことを言います。
自社株買いがあると株価はどうなる?
株価は需要と供給で決まるので、買いたい人が多ければ上がり、売りたい人が多ければ安くなります。株式を買い戻すことによって市場に出回る株式の総量が減り、一株当たりの価値が上がり、買いたいという人が増えます。そのため、自社株買いが起こると株価は上がることが多いです。
当期純利益 | 株式数 | 一株当たり利益 | |
自社株買い前 | 2,000 | 500 | 4 |
自社株買い後 | 2,000 | 200 | 10 |
自社株買いに注意点はないの?
自社株買いには、自社の資金を使う必要があります。そのため、資金繰りや投資機会の制約になる可能性があります。また、自社株買いにより、純資産が減少することで、財務の健全性が低下する可能性があります。そのため企業は財務状況を考え、規模やタイミングを慎重に決定しています。
会社が資金調達を行う上で株主還元を考えることは大切ですね。その中でも自社株買いについて深く知ることができました!株主還元には他にも様々な方法があるのでもっと調べていきたいです!
自社株買いとは?目的やメリット、株価への影響をわかりやすく解説!|M&Aコラム|日本M&Aセンター (nihon-ma.co.jp)
自社株買いとは?その意味とメリット・デメリットをわかりやすく解説|みんなでつくる!暮らしのマネーメディア みんなのマネ活 (rakuten-card.co.jp)
レポーター:大阪国際大学1年 藤山 友汰