
提供:(株)きちりホールディングス
取材日:2025年5月19日
①日本食を世界に広める会社!
②コロナ禍なのに大量出店!?逆転の戦略とは!
③これからもっと「心彩る、おもてなし。」

株式会社きちりホールディングス
代表取締役社長 CEO 兼 COO 平川昌紀様
他学生メンバー(後述)
業種 | 小売業 |
本社所在地 | 大阪府大阪市中央区安土町2-3-13 大阪国際ビルディング8F |
市場区分 | 東証スタンダード |
銘柄コード | 3082 |
現在価格 | こちら |

今回の取材記事担当は甲南大学4年 平川湧斗です。よろしくお願いします!
外食事業を中心に、地方創生やDXなどを通して「心彩る、おもてなし。」を表現する会社です!!多くの人に癒し、豊かさ、活力を提供しています。

提供:(株)きちりホールディングス
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提供:(株)きちりホールディングス
レストラン事業
「KICHIRI」や「いしがまやハンバーグ」など、味だけでなくデザイン性とおもてなしも重視した飲食ブランドを展開しています。
海外事業
インドネシアを中心に「いしがまやハンバーグ」や「CHAVATY」など日本食文化を発信。現地の宗教などに合わせたアプローチをしています!

提供:(株)きちりホールディングス

提供:(株)きちりホールディングス
地方創生事業
ふるさと納税支援で地域の特産品を広め、自治体の課題を解決するプラットフォーム事業を展開しています。
DX事業
社内ベンチャーとして立ち上がった採用DX事業。採用業務の効率化と質の向上を実現し、企業の人材戦略を支援しています。

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取材の様子
NEXT>>>事業の強み 前編!
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提供:(株)きちりホールディングス
レストラン事業のこだわり
「心彩る、おもてなし。」を大切にし、接客やお店の雰囲気にこだわっています。お客様に心地よく過ごしてもらうための工夫が、他にはない特別な体験を生み出しています。
サービスと交流なくして飲食事業は成り立ちません。

コロナ禍での逆転劇!
コロナの時、多くの飲食店が閉店する中、きちりは逆にショッピングモール内のお店を増やしました。みんながやめたお店を、「いしがまやハンバーグ」や韓国料理のお店として再スタート。この時期に、平川社長自ら社内研修を作り、サービスの向上も図りました。
結果、、、店舗数もサービスのレベルも上り、お店の売上もアップ!まさに逆転のチャンスにしたのです。

提供:(株)きちりホールディングス

海外進出をする中で、なぜインドネシアを選ばれたんですか?
理由は大きく3つあります。まず1つ目は「人口構成」。インドネシアは若い世代の人口が多くて、将来の市場として非常に元気な国なんです。空港を出た瞬間から活気が伝わってきますよ!


なるほど。市場として成長の余地があるということですね。
そうです。2つ目は「親日的なこと」。インドネシアでは日本食がとても人気で、アニメや漫画の影響も大きいです。実際にラーメンや焼肉がブームになっているんですよ。


日本文化の影響力が強いんですね。
そして3つ目が「ファーストムーバー戦略」。他の企業がまだ進出していない場所にいち早く入りたいという思いがあって、ハンバーグ専門店としては現地で最初だったと思います。


海外展開しているハンバーグ専門店さんは意外と少ないんですね!

社内にポスターを貼って頂きました!
NEXT>>>事業の強み 後編!

地方創生事業を始めたキッカケは何だったのでしょうか?
きっかけは、自治体から「ふるさと納税の返礼品に地域の特産品を使いたいけど、広め方がわからない」という相談が来たことなんです。


そこからどう広がったのでしょうか?
はい。そこで思ったのが、うちの外食事業のプラットフォームを使えば、PRに協力できるんじゃないか、ということでした。提案したところとても喜んでいただけたんです。


プラットフォームを貸し出したんですね!外食とどう関連しているのかあまりイメージが湧きませんでしたが、きちりの強みが活かされているんですね!
たとえば石垣産の黒毛和牛を京都の提携工場でローストビーフに加工したんです。こういう形で、自治体と一緒に地域の魅力を全国に届けています。


外食業界でこんなことをされているのは珍しいですね!
そうなんです。本業とは少し違いますが、「地域を元気にしたい」という想いと、うちの力がうまく重なった結果、すごく評価をいただけるまでになりました。

プラットフォームとは
「何かを作ったり、使ったりするための土台(基盤)」のこと。

提供:(株)きちりホールディングス
人材不足の中、アルバイト採用の形態がずっと変わらないことに疑問を感じ、AIを活用した採用DXに注力しています。アルバイトの場合、採用かどうかを決めるのは店長ですが、店長は面接のプロではありません。そこでInterview Cloudなどを使い、プロの面接官にお任せすることで合理的かつ効率的に業務を進められます。

提供:(株)きちりホールディングス
国内の飲食事業を主軸として、地方創生事業で日本社会に貢献し、DX事業ではApplyNowの拡大に向けての投資を行っていきます。海外事業については、日本食が愛されている北米や東南アジアでの拡大を目指しています。鍵はやはり寿司、ラーメンに次ぐ人気の日本食「ハンバーグ」です。

提供:(株)きちりホールディングス
平川社長よりメッセージ

以上、株式会社きちりホールディングス(銘柄コード:3082)の取材報告でした!

レポーター:甲南大学 4年 北田大夢
きちり様のお話を通じて、日本の食文化は世界に通じるものであると、改めて実感いたしました。
また、おもてなしの心を大切にされている姿勢にも深く共感し、以前お店を訪れた際に、その温かい配慮を感じたことを思い出しました。「海外でハンバーグといえば、きちり」と言われる日が来ることを、今からとても楽しみにしております。

レポーター:甲南大学 4年 平川湧斗
同じ甲南大学の平川として、平川先輩にお会いできてとても光栄でした。世界に誇る日本食の文化とおもてなしの心を海外に発信したいという情熱を感じる取材で、とても楽しかったです。ハンバーグ屋さんと言えば「いしがまや」となる未来が楽しみです。

レポーター:関西学院大学 3年 山下奈々美
きちり様のお話を聞いて、日本食の素晴らしさを改めて感じるとともに、おもてなしの心を非常に大切にしていることがひしひしと伝わりました。また、地方創生事業では、「地域を元気にしたい」という想いから、きちり様の強みである外食事業のプラットフォームを用いて、地域の魅力を全国に発信されてます。今後、国内外問わず日本の外食産業をより一層盛り上げていかれることを期待し、きちり様の更なる成長を楽しみにしております。
取材協力:株式会社きちりホールディングス
取材レポーター:北田大夢(甲南大学 4年)
平川湧斗(甲南大学 4年)
山下奈々美(関西学院大学 3年)
取材記事担当 :平川湧斗(甲南大学 4年)
取材SNS担当 :平川湧斗(甲南大学 4年)
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本記事の内容の著作権は株のトラ®に帰属します。
企画・構成・撮影:株のトラ®
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