名南M&A(株)【7076】

理念』にご賛同・支援いただいている上場企業様

 

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取材日:2025年2月4日

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【注目ポイント!】

①経営理念 ~自利利他~
②M&Aはコンサルティングの総合格闘技!
③篠田社長「人間一生勉強」

名南M&A株式会社
代表取締役社長 篠田様
経営管理部 広報担当 江城様

東海財務局
証券取引等監視官 若尾様にもご同席頂きました。

他学生メンバー(後述)

業種 サービス
本社所在地 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1−1 番1号JPタワー名古屋34階
市場区分 名証メイン
銘柄コード 7076
現在価格 こちら
稲葉
稲葉

今回の取材記事担当は名古屋大学2年 稲葉 琉斗です。よろしくお願いします!

どんな会社?

会社を売りたい方と買いたい方をマッチングし、M&Aの支援を行っている企業です。中堅・中小企業の経営を総合的にサポートする専門家集団「名南コンサルティングネットワーク」の一員で、名南M&Aは中堅・中小企業のM&Aに特化しています。M&Aを活用し中堅・中小企業の事業承継問題を解決します!

M&Aとは? 

M&Aとは、会社同士が一つになったり(合併)、他の会社を買ったりすること(買収)です。M&Aには買い手と売り手にとって以下のようなメリットがあります。

名南M&Aの歴史

名南グループの成長のポイントとして、私たちは法律の改定に非常に敏感です。「法律が変わるとそこでコンサルティングニーズが生まれる」ことを理解し、いち早く助けに入ることを心がけてきました!

篠田社長
篠田社長
売り手と買い手の見つけ方は?

M&Aにおいて最も大切なことは売り手と買い手を見つけることです。名南M&Aでは会計事務所や金融機関を始めとする様々なBtoB企業と提携し、M&Aをご検討されている方の紹介を受けています。

会計事務所や金融機関の中には企業の財務状況等を分析し、企業価値を確認したうえでご紹介下さるところもあり、非常に相性が良いです!

篠田社長
篠田社長
全国への提携先の拡大!

名南M&Aは現在東海4県の全10行の地方銀行と提携し、東海4県の90%以上の地方銀行信用金庫と提携しています。また現在中国・四国地方や東京にも出向き、提携先を広げています。提携先が増えれば支社を開設し、直近では香川と東京に支社が開設されました。また金融機関だけでなく全国の3000以上の会計事務所事務所とも提携をし、今後も安定的なM&A案件の増加が見込まれます。

稲葉
稲葉

受託案件が増えていった後、M&Aの成約件数を増やしていく工夫はありますか?

M&Aアドバイザーの人数を増やしていくことです!私たちも現在採用に力を入れています。成約の手続きはどうしてもマンパワーになってくるのでM&Aアドバイザーを増やせているかどうかはM&A仲介会社の成長のポイントになります。

篠田社長
篠田社長
マフォロバとの連携

M&Aのマッチングプラットフォームを運営するマフォロバを子会社化し、安心してM&Aに取り組めるプラットフォームの構築を目指しています。マフォロバのプラットフォームでは、登録者のみ買い手の一覧を見ることができ、売り手が買い手にオファーできるようになっています。マフォロバは、売り手の情報を公開せずに、買い手企業を探すことができるという特徴があり、売り手が安心してプラットフォームを活用することができます。

名南M&Aの特徴

同じM&A仲介業とは言っても企業によって営業利益が様々です!これはM&Aの案件の獲得方法が提携先からの「紹介」かテレアポなどの「ダイレクト営業」であるかに大きなポイントがあります。「紹介」の場合はM&A成約時に紹介料が発生し、利益率は下がります。ダイレクト営業の場合は紹介料がなく営業利益が高くなるという特徴があります。

稲葉
稲葉

紹介にはどんな良さがありますか?

紹介には「紹介による安心感」と「安定して案件を得られる」という良さがあります!

篠田社長
篠田社長

NEXT:名南M&Aの強みとは!?

名南M&Aの信頼性

「紹介」によって案件を獲得する名南M&Aの強みは安定性と信頼性です。近年M&A業界で悪質な事例が発覚し、M&A仲介会社の信頼性が重要視されています。中小M&AガイドラインによってM&Aの執拗な営業は禁止されました。そんなM&A仲介業界の変化の中、紹介による「安心感」と提携先の拡大による案件数の「着実な増加」は名南M&Aの大きな強みとなっています!

最近では東京の方でも「名南M&Aさんにお会いしたかったんです!」なんて言われて嬉しかったです!

篠田社長
篠田社長
稲葉
稲葉

悪質な事例からM&Aを不安視する声もありますが、M&Aをしたいというお客様の願いを叶え続けた結果、信頼と実績が積み重なり、名南M&A様に紹介しようという提携先が増えているのですね!

M&Aの難しさ

中堅・中小企業のM&Aが社会的に推進され、近年では銀行などもM&A仲介業に参入し始めています。しかし銀行には頻繁な人事異動の制度があり、これがM&A業務を習得する上での障壁となっています。またM&Aの中でも「事業再生M&A」「会社分割」「業界の法律に絡むM&A(医療法等)」「PMI(経営統合)」には専門的な知識が必要となります。名南M&Aにはそういった難しい事案のご相談やご紹介も頂いております!

私はM&Aはコンサルティングの総合格闘技だと思っています!「法律への対応」「交渉」「価値の算出」「契約の締結」「ドキュメンテーション」「PMI」と業務は多岐にわたります。その分成長もしますし、やりがいも非常に大きいです!

篠田社長
篠田社長

PMIとは!?』

PMIとは、M&A後の統合プロセスのことです。M&Aが成立した後、異なる企業文化や組織、システム、人材を統合し、シナジー(相乗効果)を最大化することが目的です。「中小PMIガイドライン」が2022年に策定され、PMIに関する補助金も導入されるなど今後はPMIに関するコンサルティングの需要も高まっていきそうですね!

ポスターをお渡ししました!

前回取材「M&Aはこの先10年がピーク!?」

団塊世代の交代による事業承継M&Aは今後ピークを迎えていくかも知れません。しかし、日本のM&Aのマーケットは海外に比べて小さく、さらに大きくなる可能性があります!海外では不動産マーケットのように、会社を買ったり売ったりというM&Aが行われ始めており、今後日本でもそのような動きが出てくるかも知れません。

NEXT:M&A以外への取り組み!

上場も名南M&Aにお任せ!

名南M&Aは東海地方で唯一、J-adviserという資格を持っています。この資格は東京証券取引所に変わってTOKYO PRO Marketへの「上場指導」「上場審査」「上場後の監査業務」を行える資格です!近年TOKYO PRO Marketへの上場数は増加傾向にあり、成長性の高い事業になっています!

稲葉
稲葉

M&Aだけでなく、TOKYO PRO Marketへ上場したい会社も紹介を貰っているんだね!

スタートアップの伴走型支援!

VC事業では、名南M&Aがリードベンチャーキャピタルとなり、投資先を決めています。リードベンチャーキャピタルになることでその後の経営コンサルや出口戦略の支援も可能になります!

リードベンチャーキャピタルとは?』

リードベンチャーキャピタルとは、スタートアップ企業の資金調達を主導し、資金提供や経営支援を行うベンチャーキャピタルのことです。投資条件の設定、成長支援、EXIT戦略の策定などを通じて、スタートアップ企業の企業価値の向上をサポートします。ベンチャーキャピタルについてはこちら

稲葉
稲葉

上の決算説明資料を見たのですが、アメリカではスタートアップの出口戦略としてM&Aが注目されており、今後日本でもそのような動きが予想されるみたいですね!

そうですね!スタートアップの出口戦略としてのM&Aの選択は資金や人材が循環するといったメリットもあります!創業者が事業売却で得た資金で投資家になったり連続起業家になることもあります!

篠田社長
篠田社長
今後の展望!

名南M&Aの経営理念である自利利他を追求していきます!自利利他とは他人に利益を与えること自体が自分の利益であるという考え方です。社内の全員がお客様のためにどういったことができるのかを突き詰めて考え、お客様に対して何かを叶える、保証するということに今後も三昧していきます。

学生へのメッセージ

篠田社長 からのメッセージ

稲葉
稲葉

以上、名南M&A株式会社 (銘柄コード:7076)の取材報告でした!

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片野
片野

レポーター:名城大学  3年 片野源也
現在、M&A市場が大きくなるにつれて、悪徳な業者も出てきており、非常に難しい業界だと感じました!そのような業界だからこそ、名南M&A様のような一つひとつ丁寧にM&A仲介を行っている企業が大きくなっていって欲しいと思いました!

レポーター:名古屋大学 2年 稲葉琉斗
常に「お客様の願いを叶える」ということを大切にされ続けているからこそ、今の名南M&Aさんがあると非常に感じた取材でした!篠田社長のメッセージにある「人間一生勉強」と「爆速」という言葉がものすごく印象的で、自分も意識して生活してみようと思いました!

レポーター:名古屋大学 2年 小松美子
篠田社長はいつでも「自利利他」の精神を大切にされており、「他人の利益こそが自分の利益である」というお考えがとても印象的です。 また、ダイレクト営業ではなく紹介営業のみで事業を展開なさっているという点についても、篠田社長をはじめ、社員の皆さまが日頃から自社の目先の利益にとらわれることなく、感情面を大切にされているからこそのものだと感じました。これからも、その姿勢を学び続けていたいと感じる企業です。

 

取材協力:名南M&A株式会社
取材レポーター:片野源也  (名城大学   3年)
       :稲葉琉斗  (名古屋大学  2年)
       :小松美子  (名古屋大学  2年)
取材記事担当 :稲葉琉斗  (名古屋大学  2年)
取材SNS担当 :稲葉琉斗  (名古屋大学  2年)
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企画・構成・撮影:未来金融研究部

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