(株)プロディライト【5580】

提供:(株)プロディライト

取材日:2024年11月11日

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①新しいビジネスフォン「INNOVERA」
②音質・信頼性で選ぶクラウドPBX
③プロディライトのPBXが変える電話環境

株式会社プロディライト
代表取締役 小南秀光様
他学生メンバー(後述)

業種 情報・通信業
本社所在地 大阪府大阪市中央区高麗橋3丁目3番11号淀屋橋フレックスタワー2階
市場区分 東証グロース
銘柄コード 5580
現在価格 こちら

 

藤山
藤山

今回の取材記事担当は大阪国際大学2年 藤山友汰です。よろしくお願いします!

1. ビジネスフォンとクラウドPBXの基礎

ビジネスフォンって何?企業の信頼度も上がる“電話番号”
ビジネスフォンは、企業が専用の電話番号を使うためのシステムです。学生のみなさんは「番号なんてどれも一緒」と思うかもしれませんが、企業にとって「03」や「06」といった地域番号は信用の証。お客様に「ちゃんとしたオフィスを持っている会社だ!」と思ってもらえる重要なアイテムなんです。

なんと不便!昔のビジネスフォンシステム
昔のビジネスフォンは、オフィス内に電話機やサーバーを設置して固定回線を引く必要がありました。つまり、オフィスから一歩出たら使えない!外出先や自宅から使えないこのシステムは、今のリモートワーク時代にはちょっとキツイですよね。

クラウドって?どこでもつながるインターネットの力
クラウドとは、データやシステムをインターネット上で管理して、いつでもどこでもアクセスできる便利な仕組みのこと。クラウドを使えば、オフィスにサーバーを設置しなくても、インターネットさえあれば必要なデータやシステムにアクセス可能。まさにリモートワーク時代にぴったりです。

災害時でも安心!通話の安定性確保

プロディライトのクラウドPBX「INNOVERA」は、災害時にも安定した品質を提供します。
NTT等の通信キャリアが持つアナログ回線が災害でパンクしても、クラウド上でデーター管理をしているので、緊急時にも確実な通話環境を提供します。

クラウドPBX — “どこでもオフィス”を実現するプロディライトのスゴ技
プロディライトのクラウドPBX『INNOVERA』は、クラウド技術を駆使して、オフィス外でも会社番号で通話できる便利なシステム。スマホやPCさえあれば、リモートワークでもサクッと会社番号での通話ができちゃうんです。もう「オフィスにいないと仕事にならない」なんて時代じゃありません。

強み

2. プロディライトのクラウドPBXの特長と強み

早い!簡単!導入は5営業日!
プロディライトのクラウドPBX『INNOVERA』は、インターネットだけで使えるため、導入に数か月も工事を待つ必要なし!最短5営業日で利用を開始でき、スマホに専用アプリを入れればどこからでもビジネス番号で通話が可能。リモートワークや新しいオフィスにもすぐ対応できるスピード感が魅力です。

提供:(株)プロディライト

仕事がもっと便利になる!多彩な機能

  • IVR(自動音声応答):自動で担当部署に振り分けてくれるので、迷うことなくスムーズに繋がります。
  • 文字起こし機能:会話内容がテキスト化されるので、メモしなくても議事録がすぐ完成!
  • 感情分析機能:大学教授と共同開発したこの機能で、顧客の満足度や不満、さらには従業員のメンタルケアにも有効なスゴイ技術。感情を読み取って対応力アップです。

提供:(株)プロディライト

まるで直通水道管!? 高音質の「直通回線」
多くのクラウドPBXでは通話が途切れたり反響したりすることがありますが、プロディライトの「直通回線」なら心配無用!たとえば、水道管が家に直接つながっているとスムーズに水が流れるのと同じで、通話データも途中のサーバーを通らずまっすぐ届けられるので、音質がクリアで安定感抜群。まさに「音声の直通水道管」ですね。

藤山
藤山

ほかの企業では直通回線はできないんですか?

できないとは言いませんが、当社はアルテリアネットワークスの提携によってできていますが、他社がそれをするのは難しいと思います。コスト、技術的調整が必要になります。なので、ほとんどの会社は中継サーバーを設置します。そうすることで、大規模な専用の回線も、特別なサーバー構成もせずに管理コストと手間を抑えられます。

小南社長
小南社長
藤山
藤山

中継サーバーを経由することで音質が悪くなってしまうということなのですね。ということは、プロディライトの直通回線はかなり競争優位性があることになりますね。

社内にポスターを貼っていただきました!

高品質!信頼の「Yealink製品」とセットで提供
プロディライトは、世界的に信頼される電話機「Yealink」の日本総代理店。耐久性と音質の良さが求められる銀行などの機関にも採用されています。クラウドPBXとYealink製品のセットで、安心できる電話環境をサクッと整えられるのもプロディライトならではの魅力です。

提供:(株)プロディライト

藤山
藤山

ビジネスフォンを販売する競合とはどのような優位性がありますか。

実は日本のビジネスフォンのメーカーはどんどん事業から撤退していってるんです。
日本製の製品は約20万円ぐらいすることもあるのですが、この「Yealink」は数万円で、非常に安いです。なので、価格という面で優位性があります。

小南社長
小南社長
藤山
藤山

品質に問題はないんですか?

もちろんです!中国製の商品ですが、Microsoft Teamsに対応した認定デバイスということで、Microsoftの認定を受けています。銀行でも使っていただいています。

小南社長
小南社長
3. 開発体制

現場の声をすぐ反映!柔軟な少数精鋭エンジニアチーム
プロディライトのエンジニアチームは少数精鋭で、営業部門と密接に連携しているのが特徴。顧客からの要望をすぐに開発に反映できるため、顧客のニーズに素早く応えられるスピード感がすごいんです。

感情分析機能が社会で活躍!?
自治体や国でのメンタルケア支援も視野に

大学教授との共同研究によって誕生したプロディライトの感情分析機能。さらなる活用法として、自治体や国への導入も視野に入れています。職員のメンタルケアや業務負担をサポートするこの技術は、社会全体での活躍も期待されています。

4. 市場動向とプロディライトの対応

コストで競わない!5名以上の企業にターゲットを絞る戦略
プロディライトは、ひかり電話などの安価なサービスとの価格競争を避けるため、主に従業員5名以上の企業をターゲットにしています。小規模すぎる企業に価格で競り合うのではなく、より高品質なサービスを求める企業にフォーカスしているのです。

ところが…

子会社買収で小規模企業にも対応強化!
子会社「NNコミュニケーションズ」を買収したことで、これまでの5名以上の企業だけでなく、小規模企業にもアプローチを強化する体制が整いました。配線設置やインフラサポートのサービスも充実し、小さな事業者でもクラウドPBXをスムーズに導入できるようになったのです。

藤山
藤山

この小規模企業にはどのように販路を拡大していくのですか?

ひかり電話ほどの低価格を現状では実現できませんでした。営業コストがかかるためです。しかし、子会社化した企業はWebマーケティングのノウハウを持っており、営業コストを抑えつつ販路を拡大するため、Webでの拡販を狙っています。また、導入時の配線工事なども行えるため、今後は小規模企業へのアプローチも強化していく方針です。

小南社長
小南社長
藤山
藤山

ますます、事業が成長しますね!

5. 今後の展望

海外市場も視野に!現地に合わせたシステム調整も検討
プロディライトは海外市場への進出も視野に入れていますが、国ごとのビジネス文化や通話の習慣が異なるため、いくつかのハードルがあるのも事実です。たとえば、日本では通話中に「保留ボタン」をよく使いますが、海外では「One on One」で通話を次の相手に直接引き継ぐのが一般的です。このように、現地に合わせたシステムの調整が必要で、海外展開はまだ少し先になりそうです。

それでも、プロディライトのクラウドPBXには、国際内線通話を無料で提供できるという大きな強みがあるため、コスト削減を求める企業にとっては大きな魅力。今後、現地のビジネス文化を取り入れながら、少しずつ海外市場に挑戦していく姿勢が期待されます。

学生へのメッセージ!

小南社長よりメッセージ

藤山
藤山

以上、株式会社プロディライト(銘柄コード:5580)の取材報告でした!

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北田
北田

レポーター:甲南大学 3年 北田大夢
普段使うことのない固定電話に着目し固定電話の効率化だけではなく、社員の精神状態まで様々な面のサポートを行い、今後の発展が楽しみです。

レポーター:甲南大学 3年 平川湧斗
企業にとっては欠かせない存在である固定電話を、社外でも対応できる形にするという画期的なサービスはとても興味深かったです。昨今の時代柄に合わせたサービスを提供し、感情分析による社員のケアも欠かさないプロディライトさんの今後の展開がとても楽しみです。

藤山
藤山

レポーター:大阪国際大学 2年 藤山友汰
プロディライトの取材で、クラウド型電話システム「INNOVERA」のコスパの良さや導入の簡単さを知り、働き方に合った便利なサービスが広がる理由を学びました。新しい技術が業務効率化にどれだけ役立つのかを考えさせられました。

取材協力:株式会社プロディライト
取材レポーター:北田大夢(甲南大学 3年)
        平川湧斗(甲南大学 3年)
        藤山友汰(大阪国際大学 2年)
取材記事担当 :藤山友汰(大阪国際大学 2年)
取材SNS担当 :片野源也(名城大学 3年)
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