(株)船井総研ホールディングス【9757】

取材日:2024年6月12日

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取引社数は1万社以上!中堅・中小企業向け総合経営コンサルティング会社に迫る
船井総研だからこそできるコンサル!
コンサル業界の展望は!?

株式会社船井総研ホールディンクス
 コーポレートディベロップメント本部 コーポレートストラテジー部 部長 執行役員 齊藤英二郎様(左から3番目)
他学生メンバー(後述)

 

今回の取材記事担当は名城大学3年 片野源也です。よろしくお願いします!
東証プライム上場の株式会社船井総研ホールディンクス(銘柄コード:9757)に取材させて頂きました!

 
どんな会社?

提供:(株)船井総研ホールディングス

中堅・中小企業向けにコンサルティングを行う、日本有数のコンサル会社です。

中小から中堅企業まで、年間1万社以上の企業とお取引があります。

齊藤様

 

中堅・中小企業向けコンサル領域ではリーディングカンパニーという位置付けなんだって!

 

 

経営コンサルティングとは?

経営コンサルティングとは、専門的な知識や経験を持った人が、他の人や組織の問題を解決するために助言やサポートを提供することです。

なぜ中堅・中小企業向けにコンサルを?

船井総研は1970年に舩井幸雄氏が設立したコンサルティング会社からスタートしています。 1980年代には流通業中心のリサーチ&マーケティングコンサルティング会社、1990年代にはそれをサービス業に拡大し、2000年代には業種総合化して国内中小企業のマーケティングコンサルティング会社になり、2010年代にはさらに事業領域を拡大するためにホールディングス化を行い、現在は中堅・中小企業を中心とした総合経営コンサルティンググループへ進化しています。

歴史の流れのなかで必然的に業態を進化させてきたわけです。

齊藤様

他社にはない強みとは?

船井総研のコンサルティングの特長として「月次支援」があげられます。他社に多いコンサルティングで、みなさんもイメージするのはプロジェクト型のコンサルティングではないでしょうか。3か月ないし6か月など期間を区切ってあるテーマに対する経営戦略を立案し、報告書を作成するスタイルですね。プランの実行は、お客様自身でやるのが通常です。 これに対して、船井総研の「月次支援」は毎月1回お客様を訪問する顧問契約のスタイルをとります。何かをご提案したら終わり、ではなく現場でお客様に伴走しながら、業績アップや、会社を大きくする支援をしています。

齊藤様

取材の様子

企業を支える船井総研のコンサルにせまる!

船井総研の創業来の強みは「経営者」との直接接点から生み出される価値です。船井総研のコンサルタントは旬のビジネスモデルを提案する経営セミナーを開催し、そこへ参加されたお客様を経営研究会(業種・テーマ別の経営者向け勉強会)へお誘いします。経営研究会のお客様のなかから、個別の経営課題解決を希望されるお客様に対して「月次支援」を行い、様々な経営課題に対しアドバイスをしています。

 

「様々な経営課題に対して」だと、かなりコンサルタント側の知識やノウハウがないと対応できない気がしますが、それはどのように対応しているのですか?

 

当社は入社して最初の段階でどの業界のコンサルタントになるかが決まります。また、その業界の中でも更に細分化します。

齊藤様

船井総研での業界内の細分化は他社よりもされています。例えば住宅不動産業界ならば、建売住宅に強いコンサルティングチーム、リフォーム業に強いコンサルティングチームなど、社内に100以上のコンサルティングチームがあります。

士業へのコンサルも!
 

士業へのコンサルは専門性があり、他社もあまり開拓できていないそうです。

 

士業とは、弁護士、税理士、社労士、司法書士など「士」がつく職業をさします。規模が小さい事務所が多いので、他のコンサルティング会社はなかなか入ってこれない分野だと思います。船井総研では業績向上やDX化などのお手伝いをしています。

齊藤様

社内にポスターを貼っていただきました!

今後の展望は?

経済産業省令和3年経済センサス活動調査によると、日本には約367万社の企業があり、そのうち99.7%は中小企業といわれています。その中で当社の現在の顧客数は1万社を超える程度であり、まだ開拓できていない顧客層はたくさんあると思っています。例えば、インバウンド需要が高まる観光業界などは、これまであまり当社が注力できていなかった分野ですので、今後開拓していきたいです。

 

学生へのメッセージ!

コーポレートディベロップメント本部
コーポレートストラテジー部 部長
執行役員 齊藤英二郎様よりメッセージ

 

以上、株式会社船井総研ホールディンクス(銘柄コード:9757)の取材報告でした!

 

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レポーター:名古屋大学 2年 稲葉琉斗
 船井総研さんが、それぞれ同じの業種の中小企業が悩みや課題を共有しあう研究会という場を200以上も統括されているのに驚きました!同じ業種ときくとライバル的なイメージを持ってしまいがちですが、協力して業界を盛り上げていくといった姿勢も大切ということも学ばせていただきました!人材不足など中小企業の悩みは増えていくかと思うので、今後の船井総研さんにも期待です!

レポーター:名城大学 2年 箕浦琢真
 取材を通して、それぞれの分野で専門チームを作り、100以上のチームを構成しており、コンサルティングの対応力がとてもすごいなと感動しました!その対応力や相談しやすさが、船井総研の信頼につながっているのだと感じました!今後も様々な業界での経営課題が沢山存在すると思いますので、活躍に注目しています!

レポーター:一橋大学 4年 橋本航
 船井総研様の強みの1つである”競合の少ない士業分野などでの顧客を獲得できる仕組みづくり”が大変綺麗で、コアコンピタンスになっていることがよく理解できました。マーケティングコンサルのプロフェッショナルとして、顧客獲得の技術が大変勉強になりました。

レポーター:一橋大学 3年 北村草太
船井総研様は、セミナーの開催や経営者コミュニティの主催によって、中小企業の経営者への高い訴求力を確立しています。自社にない強みを持つ同業他社をM&Aしたり、進出領域を増やしたりすることで、提供サービスラインの拡充することが今後の成長戦略の柱になってくると予想しています。船井総研様がどのように企業価値を向上させていくのか、期待です!

レポーター:慶應大学 3年 渡辺翔音
 貴重なお時間を割いての取材の機会をいただき、誠にありがとうございました。船井総研グループが培ってきた顧客からの信頼や、競合他社対比での御社の強みなど、大変理解が深まりました。次の四半期決算でも、コンサルタント数の伸びや業績好調を期待しております。今回は貴重な取材機会をくださり、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

レポーター:専修大学 2年 佐伯麻大
 日本を代表するコンサルタント会社の船井総研の業務内容は、他社とは違うコンサルタントの姿勢を多く見受けられ、多くの会社が参考にすべきところがあると取材を通して考えました。特に船井総研では、レパートリー豊富な同業種交流会があり、情報の交換が行き交う最高の場を提供していることがわかりました。また、船井総研では、そういった場があるからこそ、最新の情報を素早く取り入れ顧客により良い提案ができるのだと取材通して思いました。今回取材をさせていただき、船井総研は近年より活発的な企業になりつつあるように見えました。新卒から専門の知識、コンサルタントの基礎的方法も学べ、旬の事業や最新情報も得られるため、日本のコンサルタント企業の代表する船井総研の凄さを実感しました。

取材協力:株式会社船井総研ホールディンクス
取材レポーター:箕浦琢真(名城大学 2年)
        片野源也(名城大学 3年)
        橋本航(一橋大学 2年)
        北村草太(一橋大学 2年)
        渡辺 翔音(慶應義塾大学 2年)
        稲葉琉斗(名古屋大学 2年)
取材記事担当 :片野源也(名城大学 3年)
取材SNS担当 :片野源也(名城大学 3年)
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