(株)エフアンドエム【4771】

取材日:2024年7月8日

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①中小企業を救うヒーロー: 日本の生産性を劇的に向上させる秘訣とは
②松下幸之助さんの水道哲学に基づく中小企業支援事業!
③ヒーロー企業の描く次世代の中小企業経営

株式会社エフアンドエム
代表取締役社長 森中一郎様(右から一番目)
管理本部副本部長 佐々木宗一郎様(左から一番目)
他学生メンバー(後述)

業種 サービス業
本社所在地 大阪府吹田市江坂町1-23-38 F&Mビル
市場区分 東証スタンダード
銘柄コード 4771
現在価格 こちら
藤山
藤山

今回の取材記事担当は大阪国際大学2年 藤山友汰です。よろしくお願いします!

何をしている会社なの?

エフアンドエムは、スタートアップ企業や中小企業のバックオフィス業務をサポートする会社です!森中社長は、日本の高度経済成長期に触発され、中小企業の成長を支援することに情熱を注いでいます!
日本の中小企業の約3分の2は赤字という現状があります。日本経済を支える中小企業や零細企業を救うヒーローのような存在として、課題解決に取り組む会社です!

バックオフィスは超大変⁉

バックオフィス業務は企業活動のどれくらいの時間を費やしているか知っていますか?実は、スタートアップ企業のバックオフィス業務は、全体の半分以上の時間を占めることが多いです。
例えば、ある中小企業の社長が、自分で経理と法的手続きを全部やっていたとします。毎日遅くまで残業し、週末も働き続ける日々。ついには、「本業に集中できない!」。そんな時にエフアンドエムが登場し、バックオフィス業務を支援してくれます!これによって、社長は本業に集中できるようになり、企業は順調に成長していきます!

どんなサービスを提供しているのでしょうか!

エフアンドエムのサービスとは!

エフアンドエムは、企業や個人事業主の経営を支援するために、主に以下の三つの事業を展開しています。それぞれの事業について詳しく見ていきましょう。

1.会計支援サービス
このサービスは、企業や個人事業主の会計業務を専門の会社が代行するもので、月々たったの3500円で青色申告に対応した帳簿を作成します。

藤山
藤山

どのようにこの低価格を実現しているのですか!

AIを活用して95%以上を処理しているので、低いコストに抑えられるんです!

森中社長
森中社長
藤山
藤山

全国でどのくらい利用されているのですか?

全国で約9万人の個人事業主の方々に利用してもらっています。全個人事業主は218万社いるので、約4%のシェアですね。ただ、税理士や公認会計士だけで約10万人いて、会計ソフトを提供する企業も多い中で、この4%という数字は我々のサービスの品質や信頼性の高さを示していると思います。多くの選択肢がある中で選ばれていることは、我々のサービスが多くの個人事業主にとって価値がある証拠ですかね。

森中社長
森中社長
藤山
藤山

すごいですね!

2.コンサルティングサービス事業
このサービスは、補助金の申請を成功報酬型でサポートし、企業が申請手続きをスムーズに行えるようにします。これにより、中小企業が専門知識不足や複雑な手続きを克服し、必要な支援を受けられるようになります。

藤山
藤山

中小企業が補助金を受け取るのは難しいのですか?

そうですね、かなりきちんとした事業計画書や投資計画書など作成する必要があります。あと、人が少ない企業だと手続きを自力で進めるのは大変ですし、時間と労力を割けないというのでなかなか難しいですね。

森中社長
森中社長
藤山
藤山

なぜエフアンドエムさんはこのサービスが実現できるのですか?

成功に必要なステップを熟知しているからです。2,500社以上の申請支援を行ってきた実績があるので、必要な専門知識やノウハウが豊富に蓄積されています。

森中社長
森中社長
藤山
藤山

成功報酬型というのも魅力的ですね!

申請が成功したときにしか報酬を頂かないので、企業にとってはリスクがない形で支援を受けられますね。

森中社長
森中社長
藤山
藤山

なぜ成功報酬型でも経営が成り立つんですか?

我々エフアンドエムは、累計で38,000社以上の企業にサービスを提供してまいりました。大量のお客様を抱えることで、1件あたりのコストを抑えることができています。また、AIなどの効率化技術を活用することで、人的コストや時間を大幅に削減し、申請サポートのコストも抑えています。さらに、採択率も非常に高く、これまでに2,500社以上の成功事例がその裏付けとなっています。これにより、多くの企業様に安心してご利用いただける体制を整えています。

森中社長
森中社長

3.ビジネスソリューション事業
この事業では、企業が業務を効率的に進めるためのシステムを提供しています。具体的には、業務ソフトの開発、入社や退職の手続きの電子化、クラウド型システムの提供などがあります。これらのサービスにより、全国で4万社以上の企業が業務の効率化やコスト削減に成功しています。

藤山
藤山

これも魅力的ですね!

従来のやり方だと就職や退職の手続きはハローワークへ行って手続きをして、不備があったらまた直して持ってきてと時間がかかりましたがこのサービスなら5分で完了です。

森中社長
森中社長
藤山
藤山

地方だと数時間かかるところもたくさんありますね

私たちのサービスでは、時間コスト負担、すべてが解消されますね

森中社長
森中社長
ハローワークとは

求職者と企業のための職業紹介や雇用保険手続きを行う公共機関です。

取材の様子

NEXT 会社の強みについてお聞きしました!

エフアンドエムの強みを教えて!

エフアンドエムの強みは、中小企業が気軽に利用できる価格でサービスを提供している点です。この点が最も大きな強みと言えます!さらに、専門性とノウハウ、そしてAIによる業務の効率化も挙げられます。これにより、低価格を維持しつつ高品質なサービスを提供できるのです。また、成功事例が多く顧客の信頼を得ています。品質と結果の両方において、競合他社が同じレベルのサービスをこの低価格で提供することは難しいです。

さらに、エフアンドエムはこの事業以外にもさまざまなサービスを提供しています。サービスを一括で提供することで、他社が単独で提供するサービスよりも競争優位性を持ちやすくなっています。そのため、競合も生まれにくいと考えられます。

また、ストック型のビジネスモデルを採用しているので、このビジネスモデルは利用する企業も他のサービスに乗り移りにくいです。さらに、このビジネスモデルでは収益基盤が安定していて、長期的な計画も立てやすいです。安定感が抜群というのがエフアンドエムの強みです。

松下幸之助さんの水道哲学

エフアンドエムは、松下幸之助さんの「水道哲学」に基づき、低価格で高品質なサービスを提供しています。この哲学は、家電製品を水道水のように手軽に使えるようにしたいという願いから生まれました。家電が高価で入手しにくかった時代に、松下幸之助は低価格で提供することで主婦の労働を軽減し、日本全体を豊かにしたいと考えました。この考えに基づいたサービスを提供しています。

欠かせない人材育成

エフアンドエムは、早い段階から高い能力を持つ人材を育成することに力を入れています。失敗を恐れずに成長を促す方針を掲げ、社員教育に力を入れています。

藤山
藤山

エフアンドエムでは、どのような人材育成方針を持っているのでしょうか?

我々は、早い段階から高い能力を持つ人材を育成することに力を入れています。失敗を恐れずに成長を促す方針を掲げており、社員教育には特に力を入れています。

森中社長
森中社長
藤山
藤山

具体的にはどのように育成されているのですか?

とにかく実践です!社員を人並みの能力に育てることが重要だと考えています。人並みの能力を身につけると、仕事が楽しくなり、自発的に成長するようになるんですよ。

森中社長
森中社長
藤山
藤山

なるほど、仕事の楽しさと成長がリンクしているわけですね。

そうです。スポーツでも、一生懸命練習したのに人より下手だと全然楽しくないですよね。でも、人並み以上にできるようになると、スポーツが楽しくなります。仕事も同じで、人並みの能力を身につけることで楽しさを感じ、自発的に成長するようになります​​。

森中社長
森中社長
社長の言葉:人生は風船のようなもの

森中社長は、人生を風船にたとえて時間の大切さを説いていました。風船は生まれた瞬間から少しずつ空気が抜けていき、その空気(時間)は戻せないため、有限である時間を大切に使うべきだとおっしゃっていました。例えば、他社で3年かかることを1年でマスターするなど、早期成長の重要性を話されていました!

社内にポスターを貼っていただきました!

今後の展望は!

日本一休める会社を目指す⁉
社員が年の半分休めるようにすることで、仕事よりも家庭やプライベートを優先させる企業文化を築くことを目指していました。この際に、森中社長は家庭やプライベートは代わりがきかないから従業員には家庭第一、プライベート第一であることを強調していました。実際に男性社員でも1年間の育休を取ることができる制度を整えていました。

中小企業のバックオフィス業務をゼロにする⁉
エフアンドエムは、既存サービスの拡充と普及に加え、新規事業の創出やM&Aを通じて事業領域の拡大を積極的に推進しています。特に、ITを活用したサービスやコンサルティング事業の強化を図り、顧客基盤の拡大と収益源をさらに増やすことを目指しています。エフアンドエムの目標は、日本の中小企業のバックオフィス業務をゼロにすることで、中小企業の8割を黒字にすることです。バックオフィス業務の自動化を進めることで、中小企業が本来のビジネスに集中できる未来を描いています。この目標を実現することは、日本経済を豊かにするために必要な事業かもしれません!。

最後に
日本の中小企業を救い、さらに社員の人生まで大切にする。とてもやさしい経営をする企業という印象を受けました!日本全体の企業数の99.7%を占める中小企業はとても重要です。中小企業が成長することで日本全体が成長する。その1歩がエフアンドエムのバックオフィス業務のサポートだと思うと、今後の成長が楽しみです。

学生へのメッセージ!

森中一郎様よりメッセージ

藤山
藤山

以上、株式会社エフアンドエム(銘柄コード:4771)の取材報告でした!

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北田
北田

レポーター:甲南大学 3年 北田大夢
F&Mさんは社員の育成に非常に力を入れている企業だと感じました。IR資料によると、通常3年かけて行う教育を1年で実施するために、社員が多くのプレゼンテーションを行うなど実践的な経験を積んでいるとのことです。この取り組みは、社員が失敗から多くを学び、成長するために非常に効果的だと思います。成長意欲の高い学生や早く一人前の社会人になりたい学生にとって、F&Mは非常に魅力的な会社です。将来のF&Mさんの発展が楽しみです。

平川
平川

レポーター:甲南大学 3年 平川湧斗
取材の中で社長が仰っていた人は3倍速で成長出来るという言葉がとても印象的でした。成長してからでなくては、何事も楽しさは分からないとも仰っており、これらの意見にとても感銘を受けました。これからはより一層早く成長していき、楽しめることを増やしていこうと思いました。

藤山
藤山

レポーター:大阪国際大学 2年 藤山友汰
エフアンドエムさんへの取材を通じて、中小企業のバックオフィス業務をアウトソーシングで支えることの重要性を実感しました。社長の一貫した思いや行動には、生産性向上への強い信念があり、深く感動しました。自分のことで精いっぱいな私にとって、その姿勢は大変尊敬できます。日本をより良くしたいという想いの元行動しているのが本当にすごい。私もあのように、人を動かし感動させる力を身につけたいと強く思いました。

取材協力:株式会社エフアンドエム
取材レポーター:北田大夢(甲南大学 3年)
        平川湧斗(甲南大学 3年)
        藤山友汰(大阪国際大学 2年)
取材記事担当 :平川湧斗(甲南大学 3年)
取材SNS担当 :片野源也(名城大学 3年)
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